円安で観葉植物は高くなる? 為替介入と輸入植物の“これから”をGORIが読む【GORI日記】

円安で観葉植物は高くなる? 為替介入と輸入植物の“これから”をGORIが読む【GORI日記】

こんにちは、GORIです。

結論から言うと、円安が進むほど、輸入の観葉植物や鉢・資材の仕入れ値は上がり、店頭価格にもじわじわ効いてきます。2026年7月末に日米が連携した円買い介入があり、為替は大きく動きました。花屋・植物屋の目線で、何が起きたのか、そして「植物の値段」にどうつながるのかを整理します。

2026年7月30日、為替で何が起きた?

報道(日本経済新聞)によると、7月30日のニューヨーク外国為替市場で円が急伸し、一時1ドル=157円80銭を付けました。政府・日銀が円買い・ドル売りの介入に動いたほか、米通貨当局も介入の前段階にあたる「レートチェック」を実施。日米が足並みをそろえて円安を抑えに動いたのは異例です。

  • 1ドル=162円80銭前後から、約50分でおよそ5円の円高・ドル安に。
  • その後いったん159円台後半へ戻し、再び158円台へ急騰。
  • 足元ではまた円安に振れ、1ドル=160円前後で推移。
  • 7月21日には約40年ぶりの1ドル=163円台まで下落していた。

円安だと、なぜ観葉植物は高くなるの?

GORI STOREが扱う塊根植物(コーデックス)や多肉・観葉の多くは、マダガスカルをはじめ海外を原産・産地とする輸入株です。さらに鉢や資材、海上輸送のコストもドル建てで動きます。円安=同じ株を仕入れるのにより多くの円が必要になるため、仕入れコストが上がり、価格に反映されやすくなります。

一方で、国内で実生(種から育成)された株や国内生産の植物は、為替の影響が比較的小さいのもポイントです。

いま、GORI はどう考える?

為替は毎日上下します。今回のように介入が入ると数円単位で振れますが、介入だけで円安トレンドが反転するとは限りません(実際、約5円戻したあとすぐ160円前後に戻っています)。だから私たちは、相場に一喜一憂せず「良い株を、良い状態で届ける」ことに集中します。価格は円安を前提に組み、急な円高になれば“おまけ”くらいの気持ちで。

植物を選ぶ人・育てる人にできること

  • 相場で待ちすぎない。一点物の株は「次はない」ことが多い。出会った株は状態で判断を。
  • “価格”より“株の状態”で選ぶ。長く付き合う植物ほど、コンディションの良さが後で効いてくる。
  • 長く育てる前提でコスパを見る。塊根や観葉は、育てるほど太く・愛おしくなる。1年より5年で価値を考える。

よくある質問(FAQ)

Q. 円安だと観葉植物は必ず値上がりしますか?
A. すべてではありません。輸入株・大株・輸入鉢はコスト影響を受けやすい一方、国内実生・国内生産の株は影響が比較的小さいです。

Q. 為替介入で円安は止まりますか?
A. 一時的に大きく振れますが、介入だけでトレンドが反転するとは限りません。今回も約5円戻したあと160円前後に戻っています。

Q. いまは買い時ですか、待つべきですか?
A. 相場より「出会いと株の状態」で判断するのがおすすめです。欲しい株はコンディションで選びましょう。

Q. GORI STORE TOKYOの価格は上がりますか?
A. 仕入れコスト次第です。円安が続けば影響は出ますが、私たちは無理な便乗値上げはせず、株の価値に見合う価格を心がけます。

相場がどう動いても、いい株を、いい状態で届ける——その仕事は変わりません。植物と共に生きる。

GORI

ブログに戻る