スペースX 12兆円上場「大公開時代」の号砲を、植物屋が聞いた【GORI日記】

スペースX 12兆円上場「大公開時代」の号砲を、植物屋が聞いた【GORI日記】

こんにちは、GORIです。

うちの店の話ではありません。でも、経営者として、これは読んでおかなければいけないニュースでした。


12兆円、という数字

スペースXがナスダックに上場し、新株発行だけで約12兆円を調達した。

サウジアラムコが2019年に達成した史上最大IPO(約4.4兆円)の約3倍。「桁が違う」という言葉の意味を、改めて実感しました。

同時に動きは連鎖しています。グーグル親会社のアルファベットは約13兆円の株式発行計画を発表。オラクルも6兆円超の調達を進める。メタも数兆円規模の増資を検討中。そして今年秋には、アンソロピックとOpenAIがそれぞれ約7.5兆円規模での上場を競っているといいます。


ITバブル崩壊から25年、流れが変わった

2000年のITバブル崩壊以来、約25年間、アメリカでは企業の「非公開化」が続きました。上場コストを嫌い、ファンドや投資家のもとで非公開のまま成長する企業が増えた。96年に8,000社以上いた米上場企業は、今や約4,000社に半減しています。

その流れが、スペースXのIPOを起点に転換しようとしている。

記事はこれを「大公開時代」と呼んでいます。


バブルの3条件が揃った、と言われている

ゴールドマン・サックスの分析によると、今年の株式発行額は市場全体の約1.8%に達し、企業の自社株買い(2.0%)に迫る水準になるといいます。状況によっては23年ぶりに、株主還元よりも「資金調達」の規模が上回ることになる。

株式市場が「お金を返す場所」から「成長資金を集める場所」へ、本来の機能を取り戻す、と記事は言っています。

同時に警戒も示されています。

「大公開時代」のバブル発生3条件として挙げられているのは、①画期的な技術革新(AI・宇宙)、②カネ余り(中国の緩和マネーが世界へ流出)、③大衆の投機熱のすべてが揃っている、と。


植物屋として、このニュースをどう読むか

私はIT企業でも金融のプロでもありません。でも、経営者として考えることはあります。

バブルが来るかどうかは誰にも分からない。ただ、資本の大きな流れが変わるとき、世の中のスピードも変わる。設備投資も雇用も、消費の温度感も。

植物屋には関係ないように見えて、物価・人件費・テナント費はすべて連動しています。

AI企業が数十兆円を動かすとき、その波紋は必ず私たちのような小さなビジネスにも届く。遅れて届くか、気づかないまま飲み込まれるか。


経営者として、大きな波を見ておく

「自分には関係ない」と思った瞬間に、乗り遅れるのだと思っています。

12兆円のIPOを眺めながら、私はうちの店の仕入れ値と家賃と、スタッフの笑顔を頭の隅に並べていました。

スケールは全然違う。でも、「波をどう乗りこなすか」という問いは、スペースXも植物屋も同じです。

GORI

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