サンスベリア ダンシングクイーン カッティング加工セメントポットの一点物 剣のような葉が放射状に立ち上がる全体 高さ約41cm GORI STORE TOKYO

サンスベリア ダンシングクイーンとは?剣のような葉が踊る姿と、葉のかたちで選ぶ楽しみ・10月からの冬支度【GORI図鑑】

こんにちは、GORIです。

細い剣のような葉が、株元から四方へ、上へと広がっていく。今日ご紹介するサンスベリア ダンシングクイーンは、名前のとおり、踊っているような姿の植物です。同じサンスベリアなのに、なぜこんなに姿が違うのか。今日はそこから話を始めて、10月のいまから始めたい冬支度までお伝えします。

サンスベリア ダンシングクイーンとは?

サンスベリア ダンシングクイーンは、キジカクシ科サンスベリア属(現在の分類ではドラセナ属に含まれる)の園芸品種です。交配・選抜によって生まれた品種で、ヨーロッパの花き市場でもこの名前で流通しています。親の組み合わせについては、私の手元では確かな情報を確認できていません。わからないことは、わからないとお伝えしておきます。

特徴は、細長くとがった葉が、株元からロゼット状(放射状)に何枚も広がること。外側の葉は斜めに、中心の葉はまっすぐ上へ。深いグリーンの地に淡い緑の横縞が入り、近くで見ると細かな斑点模様が浮かびます。

下の写真が、実際の葉です。

サンスベリア ダンシングクイーンの葉のアップ 細くとがった深緑の葉と淡い緑の縞模様 GORI STORE TOKYO

サンスベリアは「葉のかたち」で選ぶと面白い

サンスベリアと聞くと、幅の広い葉が数枚まっすぐ立つ「トラノオ」の姿を思い浮かべる方が多いと思います。でも実は、サンスベリアの仲間は葉のかたちが驚くほど多彩です。GORI STORE TOKYOでご紹介してきた株を並べると、こうなります。

同じ属の植物でも、立つ、広がる、重なる、踊る。置きたい場所と、見せたいシルエットから選べるのが、サンスベリアという植物の懐の深さです。

なかでもダンシングクイーンは、幅をとらずに高さが出るタイプ。デスクの端や棚の一角、玄関のニッチなど、横幅の限られた場所に縦のラインを一本通したいときに向いています。

ふるさとは、乾いたアフリカの大地

サンスベリアの仲間は、アフリカ大陸の東部から西部にかけて、タンザニア、ナイジェリア、エチオピアなどに広く自生しています。雨季と乾季があり、乾季には長く雨が降らない土地。サバンナの草地や岩の多い斜面、まばらな林の足元で暮らしてきました。

サンスベリア ダンシングクイーンの原産地マップ アフリカ タンザニア・ナイジェリア・エチオピア サンスベリア属の主な故郷 交配・選抜品種 GORI STORE TOKYO

雨の少ない季節を越えるために、葉に水を蓄え、硬い表皮で水分を逃がさない。ダンシングクイーンは人の手で生まれた品種ですが、この「乾きに強く、湿りに弱い」性格は、ふるさとからそのまま受け継いでいます。育て方の答えは、いつも原産地にあります。

10月から始める、サンスベリアの冬支度

この記事を公開したのは10月。実はいまが、サンスベリアの管理を切り替える時期です。アフリカ生まれのサンスベリアにとって、日本の冬はいちばんの試練。寒さそのものより、「寒さ+湿った土」の組み合わせで根が傷みます。

  • 10月:水やりの間隔をあけはじめる
    夏と同じペースで水を与えるのをやめ、土の中までしっかり乾いてから、さらに数日置いて与えます。
  • 気温が下がってきたら:水はぐっと控えめに
    生育がほとんど止まる時期は、水をほとんど必要としません。目安として、最低気温が10℃を下回るころからは、月に1回程度、または控えるくらいで十分です。葉にしわが寄ってきたら、暖かい日の午前中に少量だけ与えます。
  • 置き場所:窓際から一歩、部屋の内側へ
    昼は明るい窓辺が好きですが、夜の窓際はガラス越しに冷え込みます。夜だけでも部屋の内側へ移すと安心です。耐寒性の目安は3℃以上です。

もうひとつ、ダンシングクイーンのようなロゼット型の株で気をつけたいのが、株の中心に水をためないこと。葉の付け根に水が残ると、そこから傷むことがあります。水は株の上からではなく、株元の土へ静かに注いでください。

「永久」「不滅」の花言葉

サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」。丈夫で乾燥にも耐える生命力の強さから、長く楽しめる植物として親しまれてきました。和名の「千歳蘭(ちとせらん)」も、長い年月を連想させる名前です。

風水では、上へ向かって伸びる葉が良い気を上向きに導くとされ、とがった葉の形から邪気を払う植物として語られることもあります。とがった葉が何本も上を向くダンシングクイーンは、その姿をいちばんわかりやすく体現した品種のひとつだと、私は思っています。

育て方のポイント

原産地 アフリカ大陸(サンスベリアの主な原産地:タンザニア、ナイジェリア、エチオピアなど)
置き場所 日光がやや入る、風通しの良い室内
水やり 土の表面がしっかり乾いてから、さらに数日置いて。秋から冬はさらに間隔をあける
耐寒性 3℃以上
苦手なもの 多湿、冷えた湿った土、株の中心にたまった水

よくある質問

Q. 初心者でも育てられますか?
A. はい。葉に水を蓄えるため乾燥に強く、水やりの手間が少ない植物です。失敗のほとんどは水のやりすぎによる根腐れなので、「かまいすぎない」ことがいちばんのコツです。

Q. 葉先が茶色く乾いているのは病気ですか?
A. サンスベリアの葉先は細くとがっていて、先端がわずかに乾いて茶色く見えることがあります。株の健康には影響しません。気になる場合は、茶色い部分だけを清潔なハサミで少し切り取ってもかまいません。

Q. 葉が倒れてきたのはなぜですか?
A. 光が足りないと葉がひょろりと伸びて倒れやすくなります。また、根元がぶよぶよしている場合は根腐れのサインです。明るい場所へ移し、水やりの間隔を見直してください。

Q. 日当たりの悪い部屋でも大丈夫ですか?
A. 耐陰性はありますが、暗すぎると葉色が鈍り、株姿も間延びします。日光がやや入る、風通しの良い室内がいちばんです。

Q. 植え替えはいつがいいですか?
A. 暖かくなる5月〜9月ごろが適期です。秋から冬は根を動かさず、春まで待ちましょう。

Q. スパーバとはどう違いますか?
A. スパーバは幅の広い葉を数枚立ち上げ、黄色い縁取りが入ります。ダンシングクイーンは細長くとがった葉が株元から放射状に広がり、縁取りはありません。広い面で見せるならスパーバ、細いスペースに縦のラインを出すならダンシングクイーンです。

GORI STORE TOKYOのサンスベリア ダンシングクイーン

今回GORI STORE TOKYOに入荷したサンスベリア ダンシングクイーンは、カッティング加工のセメントポットに合わせた一点物です。高さ約41cm・幅約15cm、鉢底穴あり・受け皿付き。剣のような葉が放射状に立ち上がる、躍動感のある株です。

サンスベリア ダンシングクイーン カッティング加工セメントポットの一点物 剣のような葉が放射状に立ち上がる全体 高さ約41cm GORI STORE TOKYO

器は、丸みのあるグレーのセメントに、縦方向のカッティングを細かく刻んだもの。光が当たると一筋ごとに陰影が生まれます。鋭く上へ伸びる葉と、丸く低く構える器。上と下で形のリズムが切り替わる、この組み合わせが私は気に入っています。

丸いグレーのセメントポットのアップ 縦方向のカッティング加工と受け皿 GORI STORE TOKYO

アンティーク加工のため、小さな気泡や欠けが出ることがあります。均一な工業製品にはない、素材そのものの味わいとして楽しんでいただけたらと思います。

→ 商品ページ:サンスベリア ダンシングクイーン × セメントポット(一点物)
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※在庫1点限りの一点物です。売り切れの際はご容赦ください。

立つ、広がる、重なる、踊る。サンスベリアは、葉のかたちを知るほど選ぶのが楽しくなる植物です。この秋、乾いた大地生まれの一鉢を、冬支度とあわせて迎えてみてください。

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