無人コンビニが100店舗、植物屋が「人がいない小売り」の未来を考えた【GORI日記】

無人コンビニが100店舗、植物屋が「人がいない小売り」の未来を考えた【GORI日記】

こんにちは、GORIです。

小売業の経営者として、見過ごせないニュースでした。


ポプラの無人コンビニが100店舗に

コンビニチェーンのポプラが展開する小型無人コンビニ「ポプラスマートセルフ」が、2026年に100店舗を達成しました。

スタッフは常駐しない。キャッシュレス決済のみ。

病院・福祉施設・学校・オフィスなど、従来のコンビニが出店しにくかった場所に次々と展開しています。2022年2月のスタートからわずか4年ほどで、100店舗。


なぜ「無人」がウケているのか

理由はシンプルだと思います。

人件費が払えない。人が集まらない。でも、その場所に店は必要。

病院の中に深夜対応のコンビニを作ろうとすれば、24時間スタッフを配置するコストは膨大です。でも入院患者さんや医療スタッフには、飲み物や食品の購買ニーズが確実にある。

無人店舗は、その「需要はあるが人員が割けない」という場所の問題をそのまま解決します。


花屋は、無人にできるのか

正直に考えてみました。

答えは、部分的にはできる、でも全部は無理です。

花の自動販売機はすでに存在します。ホテルや駅のロビーに置かれ、単品の切り花やミニブーケを販売する機械は実際に稼働しています。

ただ、花屋の仕事の本質は「商品を渡すこと」だけじゃないと感じています。

「誰かの誕生日に、何を贈ればいいですか」「お葬式の花はどう選べばいいですか」「この花、長持ちさせるにはどうしたらいいですか」そういう会話の中に、花屋の価値があります。


でも、「無人」を否定するつもりはない

無人店舗が広がることで、花へのアクセスが増える可能性もあると思っています。

深夜のオフィスで残業中に、ふと「花を買って帰ろう」と思ったとき。入院中の病院で、面会に来てくれた人に何か渡したいとき。

そういう瞬間に無人の花の自動販売機があれば、「花を贈る」という体験が生まれます。それはうちのような花屋の代替ではなく、入口になり得る。


人がいる意味を、改めて問われている

無人化が進む小売りの世界で、有人の店舗が問われているのは「人がいることの価値は何か」という一点だと思います。

便利さは機械に任せる。では人間は何をするのか。

うちの答えは「人の話を聞き、想いを花に変えること」です。

そこだけは、まだ機械には頼めません。

GORI

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