こんにちは、GORI STORE TOKYO のGORIです。
今日は、GORIの大好物の話をさせてください。
観葉植物や塊根植物(コーデックス)が好きなGORIですが、じつは「切り花」の世界にも、心をわしづかみにされる一群があります。
その名も——ネイティブフラワー。
ゴツゴツ、モコモコ、チクチク。ふつうのお花のイメージとはちょっと違う、「これ、本当にお花?」と二度見してしまうような個性派ぞろい。一度その魅力にハマると、もう抜け出せません。
ネイティブフラワーとは?
ネイティブフラワー(Native Flowers)とは、おもに南アフリカやオーストラリアなど南半球を原産とする野生の花の総称です。「ワイルドフラワー」と呼ばれることもあります。
なかでも有名なのが、アフリカ大陸の最南端・南アフリカ生まれのグループ。
南アフリカは、世界でも有数の「花の王国」。ケープタウン周辺(ケープ植物区)だけで約9,000種もの植物が自生し、その多くはこの地だけに生きる固有種です。あまりの豊かさに、ユネスコの世界遺産(ケープ植物区保護地域群)にも登録されているほど。
そんな過酷で豊かな大地で育ったからこそ、ネイティブフラワーは——
- とにかく丈夫で長持ち(乾燥に強い)
- フォルムが個性的(他にはない存在感)
- そのままドライフラワーになる
という、GORIが夢中になる三拍子がそろっているんです。
GORIおすすめ|ネイティブフラワー図鑑
GORIが仕入れで見つけた南アフリカ産ネイティブフラワーのなかから、代表的な子たちを一種ずつご紹介します。
プロテア|南アフリカの「国花」であり王様
ネイティブフラワーといえば、まずこの子。ギリシャ神話の神様「プロテウス」に由来する名を持ち、南アフリカの国花でもある、まさにネイティブフラワーの王様です。大輪のキングプロテアは、手のひらを広げたような堂々たる花姿。一輪あるだけで、その場の主役になります。
ピンクッション|針山のような愛嬌者
ピンクッション(Pincushion)は、その名のとおり「まち針を刺した針山(ピンクッション)」そっくりの、つんつんした触感がユニークな花。おもしろいのが、季節や咲き進みによって色を変えること。オレンジ、イエロー、レッドと表情が移ろい、見ていて飽きません。
リューカデンドロン|葉っぱが主役の変わり者
リューカデンドロンは、「葉を染めたお花」のような、なんとも面白い姿。花のように見える部分は、じつは色づいた葉っぱ(苞葉)なんです。種類も色もとても豊富で、束ねても、一本挿しても様になる万能選手。ドライフラワーの定番でもあります。
バンクシア|ドライにぴったりの無骨な実もの
バンクシアは、ブラシのような無骨でワイルドなフォルムが魅力。ドライフラワーにしても形が崩れにくく、種類も豊富。男前なインテリアにもぴったりの、実もの系ネイティブです。
バーゼリア|コロコロ小花のアクセント
バーゼリアは、コロコロとした小さな実ものが集まった愛らしい姿。季節によって色を変えるのも魅力で、花束やリースの「隙間を埋める名脇役」として大活躍します。
セルリア|「妖精のよう」と愛される繊細さ
セルリアは、繊細でやわらかな花姿から「妖精のよう」とも称される、ネイティブフラワーの中では珍しく可憐なタイプ。ふんわりした色合いは、結婚式のブーケ(ウェディング)にもぴったりです。
ケープグリーン/ワックスフラワー ほか
このほかにも、シルバーの実がかわいいケープグリーン、色々な花と合わせやすいブルニア、爽やかなワックスフラワーなど、脇役として花束を格上げしてくれる名バイプレイヤーがたくさん。組み合わせは無限大です。
ネイティブフラワーの楽しみ方・長持ちのコツ
「個性的で難しそう」と思われがちですが、じつはネイティブフラワーはとても付き合いやすい花です。
① とにかく長持ち。生花として2〜3週間も
乾燥した大地で育った子たちなので、水もちがよく、長く楽しめるのが最大の魅力。管理次第では2〜3週間、生花のまま美しさが続くこともあります。
- 花瓶の水は少なめでOK(茎が太い子は浅水でも大丈夫)。
- 水は清潔に保ち、茎の切り口を時々切り戻してあげると、より長持ちします。
- 直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。
② そのまま「ドライフラワー」になる
ネイティブフラワー最大の楽しみが、これ。飾って楽しんだあと、そのまま吊るしておくだけで、きれいなドライフラワーに変身します。風通しのよい日陰に、逆さに吊るすだけ。生花からドライへと、姿を変えながら長く付き合える——これぞ「花と、生きる」楽しみです。
③ ギフト・インテリアに
無機質になりがちな都市の空間に、一輪あるだけでぐっと洗練された個性が宿ります。開店祝い・新築祝い・誕生日などの贈り物にも、人と被らないネイティブフラワーは特別感たっぷり。おしゃれな方への贈り物にこそ、おすすめしたい花です。
GORIからのひとこと
ネイティブフラワーは、「毎日こまめに世話をする」というより、「その姿の変化をゆったり楽しむ」タイプの花です。生花で個性を楽しんで、水が下がってきたら吊るしてドライへ。ひとつの花を、二度・三度と長く味わえる。手がかからないのに、こんなに豊かに付き合える花はそうそうありません。
塊根植物とも、じつは相性抜群。「植物と、生きる」暮らしに、南アフリカ生まれの個性派を一本、迎えてみませんか。
それでは、また次のGORI日記で。
GORI STORE TOKYO/GORI