GORI日記:「月と人間」

GORI日記:「月と人間」

こんにちは、GORIです。

夜、ふと空を見上げると、今夜の月はいつもより明るく見えました。
月を見ていると、不思議と気持ちが落ち着く。
昔から人は、月の満ち欠けに合わせて暮らしてきたといいます。
潮の満ち引き、農作物の育ち、そして人の心のリズムまでも、
どこか月とつながっているように感じます。

花の仕事をしていると、自然のリズムを肌で感じることが多い。
満月のころは水分を多く含んだ花が長持ちしやすかったり、
新月のころには新しい芽が出やすかったり。
科学的な裏付けだけでは説明できない「自然の流れ」が確かにある。

人間も同じで、
満ちていく時もあれば、欠けていく時もある。
いつも100%でいる必要なんてなくて、
半分でも、三日月でもいい。
それが自然の姿なんだと思います。

SNSや数字に追われる毎日の中で、
「今は少し欠けている自分でもいい」と思える夜があること。
それだけで、少し心がやわらかくなる気がします。

月を見て、立ち止まる。
そんな時間が、忙しい日々の中では一番の贅沢かもしれません。

GORI

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