こんにちは、GORIです。
今日は、GORI STORE に掲載されている ビカクシダ・ウィリンキー(板付株) を見ながら、心が少し揺れた時間を振り返ります。
ウィリンキーは、ビカクシダのなかでも人気のある品種です。
シルバー調の胞子葉が長く垂れ下がり、貯水葉は切れ込みが深く、植物らしい荘厳さを持っています。 シロウト園芸+2tetoteto.info+2
また、乾燥にも比較的強く、育てやすいという声も多く聞きます。 シロウト園芸+3tetoteto.info+3アメーバブログ(アメブロ)+3
この株は「板付」のタイプ。
根と葉を板(木材やコルク板など)に取り付け、空中栽培的に楽しめるよう仕立てられています。
板付けという形は、自然な佇まいをより引き立て、植物を「植える」のではなく「魅せる」演出となるのが醍醐味だと思います。
🍃 想いと観察の時間
植物というのは、ただ“存在する”だけでも豊かですが、じっと “見る” ことでさらに深みが出ると思います。
ウィリンキーを前にして、胞子葉の流線的な形、貯水葉の切れ込み、板との接点、根が板を抱くように絡む様子――。
島田さんが言っていた言葉が甦ります。
「同じ植物を1時間見続けてみろ。そこから学べることがたくさんある。それがプロだ。」
ウィリンキーの胞子葉は、季節や環境によって伸び方や枝分かれが変化します。
葉の色や光の当たり方で表情も変わる。
その変化を感じ取りながら、ただ眺めている時間が一番贅沢なのかもしれません。
🌱 魅力と扱いのヒント
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湿度と通気性:直射日光は避けつつ、明るい室内または半日陰の環境を。
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水やり:乾いたら根や板を湿らせるように霧吹きや湿潤管理を。
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成長期/休眠期:乾季と雨季に育ち方が異なる性質を持っており、葉の伸び方にも差が出るようです。
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栽培スペース:胞子葉が垂れ下がる性質ゆえ、周囲に余裕を持たせた空間設計を。
ウィリンキーを眺めながら、この植物と暮らす時間を想像します。
毎日少しずつ変わる葉の動きや、光の加減によって刻々と移り変わる表情。
そうした細やかな瞬間が、植物との対話を紡いでくれるのだと思います。
この株が、誰かの空間で静かに主張し、日々の暮らしに寄り添える存在になりますように。
GORI