こんにちは、GORIです。
「知らなかった」では済まされない話です。
経営者として、今日は少し硬い話をします。でも、外国人スタッフを雇っている方、これから雇う予定のある方には、絶対に知っておいてほしい内容です。
何が変わるのか
厚生労働省が、外国人雇用に関する事業主向けの指針を改正します。2026年6月14日から順次適用されます。
ポイントは一言でいうと、「これまで曖昧だったルールを、きちんと罰則つきで明記する」ということです。
知っておくべき3つのルール
① 雇用・離職時のハローワーク届け出は義務
外国人を雇用したとき、または離職したとき——事業主はハローワークに届け出ることが法律で義務付けられています。
届け出を怠ると:30万円以下の罰金
今回の指針改正では、この罰則があることを改めて明記します。これまでは「届け出していない事業主」への摘発がごくわずかにとどまっていたことが政府からも指摘されていました。今後は運用が厳格化される流れです。
② 在留カードの確認が必須
雇用時には、外国人スタッフの在留カードなどを確認することが求められます。
今回の指針では、出入国在留管理庁が提供する在留カード読み取りアプリを使って、偽造・変造がないか確認することも促しています。目視だけではなく、アプリを活用した確認が推奨される時代になりました。
③ 虚偽の届け出も罰則対象
届け出をしなかった場合だけでなく、虚偽の届け出をした場合も罰則が適用されることが明記されます。
なぜ今、このタイミングなのか
政府は今年1月に「外国人政策の総合的対応策」を取りまとめました。その中で「不法就労状態の是正には、適正な届け出の徹底が不可欠」と明言しています。
農業・建設・飲食・サービス業——人手不足が深刻な現場で外国人労働者への依存度が高まっています。花き業界も例外ではありません。だからこそ、ルールを守った雇用の整備が急務になっているのだと思います。
経営者として、今すぐやるべきこと
チェックリスト
- 未完了現在雇用中の外国人スタッフの在留カードを確認したか
- 未完了雇用時にハローワークへ届け出を提出したか
- 未完了離職した外国人スタッフの届け出は完了しているか
- 未完了在留カード読み取りアプリを導入・確認したか
- 未完了今後の採用フローに届け出手続きを組み込んでいるか
「知らなかった」が一番怖い
経営をしていると、日々の業務に追われて「労務まわりの法改正」は後回しになりがちです。私自身も正直、気をつけなければと思っています。
でも、罰則が明記されて運用が厳しくなる以上、「知らなかった」は通じません。
外国人スタッフは、人手不足の日本の現場を支えてくれる大切な存在です。だからこそ、適切なルールのもとで、きちんと働ける環境を整えることが、経営者の責任だと思っています。
6月14日まで、まだ少し時間があります。今のうちに社内の雇用状況を一度確認してみてください。
GORI