んにちは、GORIです。
42歳になった今、植物屋として日々の仕事に向き合う中で、「植物と生きる仕事って、本当に特別だな」と改めて感じています。箱根フローリストとしての長い時間、そしてサブブランドのGORI STOREを立ち上げてからの日々も含めて、植物に囲まれて生きてきた私が思う“この仕事の魅力”を、今日は少しだけお話ししたいと思います。
■ 植物は、毎日違う表情を見せてくれる
植物は生き物なので、同じ姿をしているようで日々少しずつ変わっていきます。
気温で葉の色が変わったり、水やりのタイミングで元気を取り戻したり、時には人間以上に素直な反応を見せることもあります。
そんな変化に気づけた瞬間、私は「この仕事をしていて良かったな」と心から思うんです。
植物の小さな変化は、忙しい毎日の中で見落としがちな「ゆっくりと流れる時間」を思い出させてくれます。
■ お客様の“暮らしの中の物語”に寄り添える
花や植物はモノとしての価値以上に、その人の暮らしや気持ちに深く結びつく存在です。
何かのお祝いに贈る花、部屋を明るくしたくて迎える観葉植物、気分転換に買う一輪の花──その背景にはいつも小さな物語がある。
その物語に、私たち植物屋はほんの少し触れさせてもらえる。
これは他の仕事ではなかなか味わえない、特別な喜びだと感じています。
■ 植物は“人を前向きにしてくれる”
植物の力って本当に不思議で、世話をしているとこちらの気持ちも整ってくるんです。
私自身、忙しくて気持ちがざわざわする日でも、店に立って植物を整えていると自然と落ち着いてくることがよくあります。
たぶん、植物は人の心に「余白」をつくってくれるんだと思います。
そしてその余白が、また次の一歩を踏み出すエネルギーになる。
そんな植物の力を感じるたびに、「この仕事を続けてきて本当に良かった」と思います。
■ 42歳だからこそ見える“続ける価値”
若い頃は勢いだけで走っていましたが、40代に入り、経験が積み重なっていく中で、植物と向き合う仕事の奥深さをより強く感じるようになりました。
植物は嘘をつけないし、急がせてもダメ。
でも丁寧に向き合えば、必ず応えてくれる。
その誠実さに、人としても学ばされている気がします。
今後も箱根フローリストとして、そしてGORI STOREの代表として、植物とともに歩んでいく人生を楽しんでいきたいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
また次の記事も楽しみにしていてくださいね。
GORI