こんにちは、GORIです。
今日は、日経の記事「α-20億人の未来(3)『1日5万円』高嶺のディズニー 経済格差、仮想空間が解放」を読んで、私なりに感じたことを書いてみます。
植物屋として、そして親世代に近い立場としても、かなり考えさせられる内容でした。
「夢の国」が遠くなった現実
記事の冒頭に出てくる、冬の東京ディズニーリゾートの話。
開園前から並び、体力を使って「時間」を取りにいくか、ホテルやチケットにお金を払って「快適さ」を買うか。
「時間をお金で買うか、体を張るか」
この一文、ものすごく象徴的だと思いました。
家族4人で行けば、入場料だけでなく、優先パス、食事、お土産……
気づけば1日5万〜6万円。
これはもう「気軽なレジャー」ではありませんよね。
実際、α世代(4〜11歳)の来場者が10年で3割減っているというデータにも、時代の変化を感じます。
リアルな遊び場に広がる格差
値上げはディズニーだけではありません。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも、開園当初から比べると入場料は大きく上がっています。
土地・人手・設備。
リアルな場所にはどうしても限界があって、結果として「高価格化」していく。
そのしわ寄せが、子育て世代、とくに所得差として表れているのは、正直つらい現実です。
遊びって、本来は余白であり、心を育てる時間のはずなのに。
それが「贅沢品」になっていく感覚、ありますよね。
デジタル空間がひらく、もう一つの「遊び」
そんな中で紹介されていたのが、ゲーム空間のRoblox。
毎日5000万人が訪れ、しかも入場は無料。
アイデアさえあれば、子どもでも世界を作れる。
温泉旅館を再現したゲームを、中学生が仲間と作り、AIの力も借りながら1100万人に遊ばれたという話。
これ、ものすごく希望を感じました。
「知識がないから無理」
「お金がないからできない」
そういう壁が、確実に低くなっている。
遊びの意味が、変わり始めている
α世代への調査で、「自分らしくいられる場所」が
リアルとデジタルで「ほとんど変わらない」と答えた子が38%。
これは大人側が思っている以上に、大きな変化だと思います。
リアルがダメ、デジタルが良い、ではなくて、
行き来できること自体が価値になっている。
植物の世界でも、リアルな土や光が大事なのは変わらないけれど、
情報や発信はデジタルがあるから広がる。
どちらか一方じゃない、という感覚に近いですね。
植物屋として思うこと
遊びも、自然も、文化も。
「余裕がある人だけのもの」になってしまったら、社会は息苦しくなる。
デジタル空間がすべてを解決するわけではないけれど、
格差を“少し緩める装置”にはなり得る。
リアルな体験をどう守り、
デジタルの可能性をどう活かすか。
このバランスを考えることが、これからの大人の役割なのかもしれません。
今日の記事は、そんなことを静かに突きつけてくる内容でした。
GORI

