こんにちは、GORIです。
退職代行サービスを通じた退職を経験した企業が、今や9%近くになったというニュースを読みました。大企業では5社に1社以上。じわじわと、当たり前になってきている。
人を雇った経験がある身として、この数字はなんとも複雑な気持ちで読みました。
「直接言えない」という状況を、どう受け止めるか
退職代行を使うということは、直接「辞めたい」と言えない状況があるということです。怖い、気まずい、言い出せない雰囲気がある──そういうことだと思う。
経営者として最初に思うのは、「自分のお店がそういう場所になっていなかったか」ということです。言いたいことが言えない空気を、知らずに作っていなかったか。正直、自信を持って「なかった」とは言い切れない部分もあります。
辞める理由を言えない関係性になってしまっていたなら、それはまず経営者側が振り返るべきことだと思っています。
ただ、突然の連絡はつらい
一方で、正直に言うと、代行業者から突然連絡が来るというのは、経営者としてかなりきつい体験だと思います。昨日まで一緒に仕事をしていた人が、今日から来ないと第三者から告げられる。
シフトの穴、引き継ぎ、お客さんへの対応──現実的な問題が一気にのしかかる。感情よりも先に、現場が回らなくなる恐怖がある。小さなお店であればあるほど、その影響は大きい。
制度を批判するより、自分が変わるしかない
退職代行が「ずるい」とか「非常識」という声もあります。でも、それを使わなければならなかった側の気持ちを想像すると、一概には責められない。
経営者として自分にできることは、代行を使わなくてもいい環境をつくることだと思っています。「辞めたい」と言えること、話せること。それが当たり前にある職場でありたい。
簡単なことではないけれど、そこを諦めたくはないです。
植物屋として、人と関わることが仕事の根っこにある。だからこそ、一緒に働く人との関係をちゃんと大切にしていきたいと、改めて思わされたニュースでした。
GORI