松原市場で出会った、花の原点

松原市場で出会った、花の原点

こんにちは、GORIです。

昨晩、東京を夜中の12時に出発し、車で愛知県の松原市場まで行ってきました。
道中では事故渋滞に何度も巻き込まれ、想像以上に時間がかかりました。
10年ほど前、愛知みなみの輪菊を引き取りに名港フラワーブリッジまで夜な夜な走ったことを思い出しながら、静かにハンドルを握っていました。

今回松原市場を訪れたのは、「個人の生産者が、畳一枚分ほどの板に自らの枝物や切花を並べて直接販売している」との話を耳にし、どうしてもその光景を一度見てみたかったからです。

到着して目の当たりにした市場の雰囲気は、東京の中央卸売市場とはまったく異なり、まるで築地の場外市場のような熱気と独特な空気感が漂っていました。
松原地区一帯がまるごと"花の町"のようで、思わず圧倒されました。

花業界に身を置きながら、この場所を知らなかったことが恥ずかしくもあり、悔しくもあり…。次は金曜日の市にも足を運んでみたいと思っています。

帰り道では携帯のアラームが鳴り響き「津波!津波!」と緊急警報に驚かされ、渋滞にも再び巻き込まれるなど、なかなか波乱万丈な一日でした。

けれど、花の流通の原点とも言えるような場所を自分の目で見て、肌で感じられたことは、何ものにも代えがたい経験でした。
「古き良き花業界の姿」に触れ、心が震えるような一日だったと感じています。

GORI

ブログに戻る