こんにちは、GORIです。
今日は、クリスマスシーズンになると特にお問い合わせが増える「国産のモミの木とオレゴン産ツリーの違い」についてお話ししたいと思います。植物屋として日々多くのツリーを扱う中で、香りやフォルムの違いはもちろん、"どんな人にどのツリーが合うのか" も見えてきます。
■ 国産モミの木の魅力
国産のモミの木は、日本の気候で育っているだけあって、全体的に落ち着いた雰囲気があります。葉の密度が程よく、自然なグラデーションの美しさが特徴です。
和の空間にも馴染みやすく、ナチュラルさを好む方におすすめです。
■ オレゴン産ツリーは「香りを楽しむツリー」
オレゴン産といえば、カナダと思われがちですが、正しくは アメリカ・オレゴン州 のツリーです。
このツリーの魅力は、なんといっても“香り”。部屋に飾ると、フレッシュで爽やかな森の香りがふんわり広がり、クリスマス気分を一気に高めてくれます。
オレゴン産は葉が肉厚で、シルエットもふっくらしていて存在感があります。「写真映えするツリーがほしい」「海外のクリスマス風の雰囲気を楽しみたい」という方にもぴったりです。
■ 違いをざっくりまとめると
-
国産モミの木:素朴で自然な雰囲気。落ち着いた空間に馴染む。
-
オレゴン産ツリー:香りが強く、ボリューム感のあるフォルムが魅力。華やかな飾りつけとも相性が良い。
どちらが良いというより、好みや飾りたい空間、ツリーに求めるポイントで選ぶのがおすすめです。
私自身、箱根フローリストとGORI STOREで長年ツリーを扱う中で、お客様が「どのツリーを迎えるか」でクリスマスの過ごし方まで変わるように感じます。
ぜひ、ご自分の家に合う一本を見つけて、素敵なホリデーシーズンをお過ごしくださいね。
GORI