こんにちは、GORIです。
日経新聞で「人手不足で失われた機会損失が16兆円」という記事を読みました。
数字の大きさにも驚きましたが、それ以上に感じたのは、
“人の限界をどう超えるか”より、“人がどう心地よく働けるか”が大事だなということ。
■ “人手不足”の現場で感じること
花屋の現場も同じです。
人が減っても、花は咲く。
でも、咲いた花をどう届けるか、どう飾るかは「人の手」なしではできません。
結局のところ、花屋の価値って“手仕事の積み重ね”なんですよね。
ホテルも介護も、飲食も同じ。
数字で語れない「人のあたたかさ」が、仕事の根っこにある。
■ 働き方改革の前に、“心のメンテナンス”を
長時間働くよりも、どう回復するかがこれからの時代のカギ。
オフィスに植物を置く企業が増えているのも、
無意識に「人の余白」を取り戻そうとしているからだと思います。
葉の揺れ、緑のグラデーション、土の香り。
それだけで、張りつめた心が少しゆるむ。
“働き方”を語るなら、まず“整え方”を見つめ直したいですね。
■ 経済の「数字」と植物の「成長」
経済の成長って、植物で言えば“剪定”や“植え替え”に似ている。
ムリに大きくしようとすると、根が追いつかず枯れてしまう。
本当に必要なのは、無理に伸ばすことより、ちゃんと根を張ること。
それが人にも、企業にも言えることかもしれません。
■ 最後に
人手不足の時代だからこそ、
“人が働ける環境”を支えるのは「心を整える仕組み」だと思う。
植物は、その小さな一歩をくれる存在。
疲れた時こそ、ひと鉢のグリーンを近くに置いてみてください。
きっと仕事の景色が、少しだけ優しく見えてくるはずです。
GORI