こんにちは、GORIです。
今日から不定期で「GORI図鑑」をはじめます。売り物としてではなく、いち植物好きとして惚れ込んでいる品種を、一株ずつじっくり紹介していくコーナーです。第一項は、サンスベリア・ピアノ。
サンスベリア・ピアノとは
サンスベリア・ピアノ(Sansevieria piano)は、サンスベリアの仲間の中でも流通量の少ない希少なレア品種です。サンスベリアというと、剣のようにまっすぐ立つ「トラノオ」を思い浮かべる方が多いと思います。でも、このピアノはまったく別の表情をしています。
ロゼット状に旋回する、葉の造形
いちばんの見どころは、葉がロゼット状に旋回しながら展開していくところ。株元から放射状に広がりながら、少しずつ角度をずらして重なっていきます。一枚一枚が丁寧に組み上げられた、小さな彫刻作品のよう。地上からぐっと立ち上がる姿には、力強さと上品さが同居しています。
深いグリーンに、横縞のドレス
肉厚で艶やかな葉には、深いグリーンの地に美しい横縞模様。光の当たり方でスモーキーに沈んで見えたり、みずみずしく輝いて見えたり、時間帯によって表情が変わります。眺めるたびに新しい発見があるのが、この品種の面白さです。
ふるさとと、性質
原産地は熱帯アメリカ。乾燥した環境で育つ植物なので、肉厚な葉に水をたっぷり蓄えられる、とても丈夫な体をしています。だから乾燥に強く、水やりの手がかからない。「美しさ」と「育てやすさ」が両立しているのが、サンスベリアという仲間の大きな魅力です。
付き合い方のメモ
- 置き場所:室内の明るく風通しのよい場所。
- 水やり:土の表面が乾いて数日置いてから、たっぷりと。真夏と冬は乾きにくいので、頻度を落として乾かし気味に。
- 最低気温:5℃以上。冬は暖かい室内へ。
根腐れだけが最大の敵。「しっかり乾かしてから水をやる」を守れば、初めての方でも長く付き合える一株です。
GORIの一言
剣のように立つサンスベリアも好きですが、このピアノのように旋回して重なっていく姿には、また別の色気があります。コンパクトなのに、置くだけで空間がぴりっと締まる。うちにやってきた子も、毎日ちょっとずつ表情が変わって見えて、まったく飽きません。
図鑑の一項として、まずはこの子から。次回も一株ずつ、掘り下げていきます。
GORI