鮨 六式の白木のカウンター。ナプキン、ガリ、銅のたがを巻いたおひつ

「当たり前」は、角度を変えれば価値になる ― 六本木「鮨 六式」、誕生日の夜に経営者の皆さんと

こんにちは、GORIです。

昨日は、知り合いの方のお誕生日の集まりでした。場所は六本木の「鮨 六式」。白木のカウンターを囲んで、色々な業種の経営者の皆さんとお話しすることができました。そして帰り道、ずっと頭の中で回っていたのがこの一言です。私たち花屋が当たり前にしていることが、角度を変えるだけで、まったく違う価値になる。

六本木の鮨 六式の入口の灯り。黒い板壁に波模様の切り絵の明かり

鮨 六式の入口の灯り。黒い板壁に、波をかたどった切り絵の明かりがぼんやり浮かんでいました。

どんなお店だったのか?

「鮨 六式」は、東京都港区六本木3-17-2 MF六本木の1階にあるお鮨屋さんです。日比谷線・大江戸線の六本木駅3番出口から歩いて5分ほど。2015年10月にオープンしたお店で、おまかせのコースが中心。シャリには南魚沼産のコシヒカリと赤酢を使っているそうです。

鮨 六式の白木のカウンター。ナプキン、ガリ、銅のたがを巻いたおひつ

席に着くと、白木のカウンターにナプキン、ガリ、そして銅のたがを巻いた木のおひつ。始まる前から、背筋が伸びます。

一枚板のカウンター、磨き込まれた道具、目の前で握られる一貫。お鮨屋さんにとっては、毎日繰り返している「いつもの仕事」です。でも、受け取る側の私たちにとっては、それが特別な夜そのものになる。この時点で、今日のテーマはもう目の前に置かれていたのかもしれません。

経営者の皆さんと話して、何に気づいたのか?

業種も規模もばらばらの経営者の皆さんと、お祝いの席でじっくり話せる機会は、そう多くありません。話をしていると、自分の商売を外から眺める瞬間が何度もありました。

花屋の仕事には、私たちが「できて当たり前」だと思っていることがたくさんあります。

  • 贈る相手のことを聞いて、その人に合う花を選ぶこと。
  • 季節を少し先取りして、店に並べること。
  • 毎朝水を替え、茎を切り戻して、一日でも長く楽しめるようにすること。
  • 花の名前だけでなく、育った国や土地の話までお伝えすること。

業界の中にいると、どれも「花屋なら普通」です。でも、違う業種の方の目線を借りて見直すと、これは相手の気持ちを読む力であり、季節を売る力であり、長持ちという品質を守る力です。言葉を変えた瞬間に、当たり前だったものが、ちゃんとした価値として立ち上がってくる。

お祝いの席に、花があるということ

鮨 六式のカウンター奥に並んだ誕生日祝いの花束と贈り物

カウンターの奥には、お誕生日のお祝いに届いた花束や贈り物がずらり。ほかの花屋さんから届いた花束も並んでいました。

この夜は、ほかの花屋さんのお花が届くところを目の前で見ることができました。普段、ほかの花屋さんの花束をじっくり見る機会はなかなかありません。花の選び方、色の合わせ方、包み方。同業の仕事を間近で見られたのは、本当に勉強になりました。

お誕生日、開店、ご退職、ご結婚。人の節目には、いつも花がある。私たちにとっては毎日の仕事でも、受け取る方にとっては一年に一度、一生に一度の日です。その重さを、あらためて思い出させてもらいました。

角度を変えて、もう一度見直してみる

お鮨屋さんにとって、シャリの温度や仕込みは当たり前の仕事です。でも私たちにとっては、それが感動になる。花屋も同じです。自分たちの「当たり前」を、お客様の目線、違う業種の目線、初めて花を買う人の目線から見直す。そこに、まだ言葉になっていない価値が眠っているはずです。花屋が当たり前にしていることが、角度を変えるだけでチャンスに変わる。昨日の夜、私はそれを確信しました。

GORI STORE TOKYOでも、私たちが普段なにげなくやっていることを、もっとちゃんと言葉にしてお伝えしていきます。それが、植物の素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただく近道だと信じています。

よくある質問(FAQ)

Q. 「鮨 六式」はどこにありますか?
東京都港区六本木3-17-2 MF六本木 1Fです。日比谷線・大江戸線の六本木駅3番出口から徒歩5分ほどです。営業時間や予約は、お店の情報を事前にご確認ください。

Q. 花屋が「当たり前」にしていることとは、たとえば何ですか?
贈る相手を聞いて花を選ぶこと、季節を先取りして並べること、毎朝の水替えや切り戻しで花を長持ちさせること、植物の産地や背景をお伝えすることなどです。業界の外から見ると、どれもお客様にとっての価値になります。

Q. お誕生日のお祝いの花は、GORI STORE TOKYOでも頼めますか?
はい。フラワーギフトや観葉植物のギフトをご用意しています。贈る方のことを教えていただければ、その方に合う一鉢・一束を一緒に考えます。

素敵な夜にお招きいただき、本当にありがとうございました。お誕生日、心からおめでとうございます。

GORI

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。