こんにちは、GORIです。
「眼鏡をかけるだけで、AIがそばにいる」
そんな時代が、今週始まります。
5月21日、日本でついに発売
米メタが2026年5月21日、AI搭載の眼鏡型端末「Ray-Ban Meta(Gen 2)」を日本で発売します。
フランスの眼鏡大手エシロール・ルックスオティカと共同開発した7種類のラインナップ。価格は8万円前後が中心です。
できること:
- 声で指示→カメラ撮影
- 音楽再生
- リアルタイム翻訳(6月に日本語同時翻訳機能追加予定)
- 検索
- LINE連携(順次対応)
重さは約50グラム。普通の眼鏡とほぼ変わらない見た目と着け心地を実現しました。
なぜ今、眼鏡型端末が「来た」のか
眼鏡型端末は2010年代から「スマホの次」と言われ続けてきました。でも、ずっと普及しなかった。
グーグルグラスはプライバシー問題で街中利用への反対が起き失敗。マイクロソフトの企業向けも後継機の開発が未定のまま。
それが今、なぜ再燃しているのか。答えは生成AIの性能向上です。
文字起こし、自動翻訳、音声認識——これらの精度が「実社会で使えるレベル」に達したことで、眼鏡型端末が本当に使えるデバイスになった。
海外では2025年に前年比4倍近い740万台を出荷。メタは2026年に世界で2000〜3000万台を目指しています。
花屋として、これは使えるか?
正直に言います。めちゃくちゃ気になっています。
花屋の仕事は、両手がふさがっていることが多い。水を替えながら、花を束ねながら、お客様と話しながら——スマホを取り出す余裕がないシーンが一日に何度もあります。
「この花、名前なんだったっけ」「この植物、どこ産だっけ」——声で聞けたら、どれだけ楽か。
外国人のお客様が増えている今、リアルタイム翻訳は本当にありがたい機能です。6月に日本語同時翻訳が搭載されたら、接客の幅が一気に広がります。
植物を撮影して「この葉、病気?」と問いかけられる未来も、そう遠くないと思っています。
経営者として気になる3つのポイント
① プライバシー問題はまだ未解決
撮影中にLEDが光る仕組みで周囲への配慮をアピールしていますが、LEDを隠す「抜け道」は防げません。日本市場でどこまで受け入れられるか、正直まだ見えていません。
「自分の店のお客様が、これをかけて来店したら?」——経営者として考えておく必要があります。
② バッテリーは8時間
小さく軽くするためにバッテリーを削った結果、持続時間は8時間。丸1日の仕事には少し心もとない。改善に期待です。
③ 中国勢が猛追中
シャオミ、アリババなどが約4万6千円以下という価格競争力で急速に普及を狙っています。2025年の中国市場は前年比36倍超と急成長。メタの世界シェアは85%ですが、中国では存在感が薄い。
日本は、メタにとってアジア攻略の試金石。中国勢の参入前に日本でブランドを確立できるかが、勝負の分かれ目です。
「道具」が変われば、仕事が変わる
スマートフォンが普及したとき、花屋の仕事も変わりました。SNSで花を発信する、オンラインで仕入れを確認する、キャッシュレスで決済する、10年前には想像できなかったことが当たり前になりました。
AI眼鏡が普及したとき、次は何が変わるでしょうか。
道具の変化を怖がるより、早めに触れて「自分の仕事にどう使えるか」を考える経営者でいたいと思っています。
8万円。迷っています。
GORI