こんにちは、GORIです。
今日は、昼過ぎから。
久しぶりにゆっくりテレビの前に座った。
クライマックスシリーズ、巨人対横浜。
最初は何気なく観ていた試合だったけれど、
気づけば声を出して応援していた。
延長に入り、巨人が逆転。
あぁ、これで決まりだな…と思ったその瞬間。
その裏、横浜が2アウトから追いつき、
さらに逆転して勝利を掴んだ。
あの瞬間のベンチの表情、
スタンドの歓声、
画面越しでも鳥肌が立った。
人って、簡単に“もうダメだ”って思ってしまう。
でも、あの2アウトからの粘りを見ていたら、
“終わり”って、誰が決めるんだろうと思った。
僕らの仕事も同じだ。
お祝いの花が終わりかけていても、
光の当て方や水のやり方で、
もう一度花を咲かせることがある。
諦めずに手をかけたその瞬間、
植物が応えてくれることがある。
あの横浜の逆転劇と同じように。
人生もきっと、
9回裏、2アウトから始まることがある。
今日の試合を見ながら、
そんなことを考えていた。
負けかけても、
疲れても、
まだ一球が残っているなら、
まだ咲ける。
そう信じて動く力が、
“奇跡”を呼ぶんだと思う。
花も、人も、
最後まで美しく咲こうとする姿に、
僕はいつも心を打たれる。
野球の夜に、
植物の生命力を重ねてしまうのは、
きっと職業病なんだろうけど。
でも、
あの2アウトからの逆転を見て、
明日も頑張ろうと思えた。
花も人生も、
“終わりじゃなくて、続きがある”。
GORI