こんにちは、GORIです。
最近話題になっているのが、マクドナルドのハッピーセットに付いていた「ポケモンカード」をめぐる騒動です。
転売目的の買い占めが相次ぎ、TSUTAYAやカードショップが「買い取り拒否」を発表するまでに発展しました。フードロスを招く大量購入も炎上を加速させ、消費者庁まで動き出す事態になっています。
転売が当たり前になった時代
私が子供の頃に比べると、いまはとにかく「物を手に入れる」ことが簡単になりました。
古着屋やリサイクルショップは昔からありましたが、いまではネットで誰もが気軽に出品・転売できる時代です。おもちゃやカードまで、すぐに「いくらで売れるか」が基準になってしまう。
昔のビックリマンシールのキラキラを当てたときのあの興奮――あれは「お金になるから」ではなく、「自分が欲しかったものを自分の手で引き当てた喜び」だったはずです。
喜びの質が変わってしまった
今の子どもたちはどうでしょうか。
欲しいカードを手に入れても「メルカリでいくらになるか」が先に頭に浮かんでしまうかもしれません。
「欲しい」「集めたい」という純粋な気持ちが、「転売」「価格」という大人の価値観に上書きされてしまう。
それは、子どもたちの小さな喜びを奪うことになっているのではないでしょうか。
今日のまとめ
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ハッピーセットのポケモンカードが転売騒動に
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ネットで「売れるかどうか」が価値基準になった時代
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昔の“当てた喜び”は「金銭価値」へと変わってしまった
本来の「遊ぶ」「集める」「大切にする」という楽しさが子どもたちにちゃんと届くように。
大人がどう関わるかが、これからますます大事になっていくと感じます。
GORI