GORI日記:若いエネルギーが教えてくれた「初心の力」

GORI日記:若いエネルギーが教えてくれた「初心の力」

こんにちは、GORIです。


―ゴルフコンペで感じた、リーダーとしての原点

昨日、金融機関関係のゴルフコンペに参加しました。
参加者はそれぞれ異業種の経営者や管理職の方々で、
同じ組の方々とは全員初対面。

共通点といえば、
会社の所在地が半蔵門・麹町・永田町など、
千代田区近辺ということだけ。
業種も年齢もバラバラ。

スタート前は雨が降り、少し肌寒い。
そんな中、緊張感に包まれたまま迎えた1番ホール。

最初のティーショットを打つのは、
私より11歳年下の若い経営者でした。


クラブを構えたその瞬間、
硬くなった身体が反応しきれず、ミスショット。
それから彼は一日中、コース内を走りながら
「すみません、すみません」と繰り返していました。

昼食の際に少し話す機会があり、
まだ30代前半で、創業して間もないとのこと。
そのひたむきな姿に、
“若さの持つエネルギー”を感じました。


思い返せば、
自分がゴルフを始めた頃も同じだった。
人に迷惑をかけたくなくて、
失敗するたびに「すみません」と言っていた。

そんな私に、ある先輩が言いました。

「すみません、じゃなくて、ありがとうって言いなさい。」

その一言で、何かが変わったのを覚えています。
“恐縮”よりも“感謝”を言葉にすることで、
関係が前に進む。
それは、ゴルフだけでなく、
経営にも通じる本質だと思います。


若い人を見ていると、
つい「自分の方が経験がある」と思ってしまいがちです。
けれど、年齢ではなく、
その“真っ直ぐさ”にこそ、学ぶものがある。

彼の姿を見て、
「初心を忘れないことの強さ」を改めて感じました。

リーダーの仕事とは、
若い世代の失敗を責めることではなく、
“安心して挑戦できる空気”をつくること。

すみませんより、ありがとう。
恐れより、挑戦。
それが、組織や人を育てるための一歩だと思います。


ゴルフ場での出会いは偶然でしたが、
雨上がりの午後には会話も弾み、
最後には自然と笑顔で握手を交わしました。

経営も同じ。
天気や状況は選べないけれど、
「どう向き合うか」はいつも自分で決められる。


 最後に

42歳。
まだまだ学ぶことばかりですが、
こうした出会いの中で、自分の“軸”を磨いていきたい。

若い力に刺激を受け、
改めて「リーダーとは学び続ける存在」だと感じた一日でした。

GORI

ブログに戻る