【GORI日記】物価高と花のある暮らし – 給付金よりも「的を絞った優しさ」を。

【GORI日記】物価高と花のある暮らし – 給付金よりも「的を絞った優しさ」を。

こんにちは、GORIです。
花屋を経営していると、季節の移ろいと同じくらい、世の中の「空気」や「経済の変化」に敏感になります。最近、お客様との話題でよく出るのが「物価高」。
野菜が高い、電気代が上がった、でも花は…それでも買いたい。そう言っていただけるのは本当にありがたいです。

さて、いま参院選に向けて各政党が経済政策を打ち出していますが、やはり注目は「物価高対策」です。
自民・公明の現金給付、野党の消費税減税――「どっちもバラマキじゃない?」と冷めた声も聞こえてきます。

でも本質は、“困っている人”に“ちゃんと届く支援”かどうか。
お客様の中にも「年金だけでギリギリ。でも、現金もらっても電気代が下がらないと結局キツいのよね」という方も。


🎯「的を絞る」って、花選びにも似ている。

花屋では「全部詰め込んだら豪華になる」と思われがちですが、実は違います。
本当に心に残る花束は、その人に合わせて“的を絞って”選んだもの。
経済政策も、現金を全国民に配るより「必要なところに的確に届ける」方が、きっと感謝されると思うんです。

たとえば、光熱費の負担が大きい一人暮らしの高齢者世帯。
あるいは、小さな子どもを育てていて食費がかさむ家庭。
一律2万円もらうより、電気代が下がったり、保育料が軽くなる方が“実感”として助かるんじゃないでしょうか。


💸再分配の知恵と、花屋の知恵。

政治の話は難しく聞こえますが、「給付付き税額控除」なんて、花屋で言えば“余ってる花を値引きして、常連さんにはちょっとサービス”みたいなもの(笑)。
高所得の人は多く払ってもらい、低所得の人には支える形。とても自然で、気持ちがいい。

問題は「誰が困ってるのか、ちゃんと把握できるか」。
でも、今こそ“想像力”が必要なのかもしれません。


🌸物価高でも、心を豊かにする一輪の花を。

物価が上がっても、心がすさまないように。
そんな思いで、GORI STOREでは「ちょっとした贅沢」を提案しています。
花一輪でも部屋に飾れば、気持ちはぐっと明るくなる。

そして、政治の世界でも“本当に困ってる人の心に届く政策”が実現されれば、私たちの暮らしはもっと優しく、安心できるものになるはずです。

GORI

ブログに戻る