GORI日記|日本の人口減少と、花屋として思うこと

GORI日記|日本の人口減少と、花屋として思うこと

こんにちは、GORIです。

先日、総務省が発表した日本の人口統計に大きな衝撃を受けました。
日本人の人口が1年間で約90万人も減少し、これは1968年の統計開始以来、過去最大とのこと。少子高齢化による「自然減」が止まらず、毎年静かに、でも確実に日本が変わってきていることを感じさせられます。

一方で、外国人の人口は初めて367万人を超え、前年比で11%の増加。
都心だけでなく、地方の農業や造船業、福祉の現場でも、外国人労働者の存在なくしては成り立たないという声も多く聞こえてきます。

私たち花屋の現場でも、じわじわと影響が出てきています。
仕入れ先の市場や温室では、花の栽培や出荷作業を支える人手が不足しており、最近では外国人技能実習生の姿をよく見かけます。
また、販売スタッフや配達などの現場にも、今後は多様な国籍の方々が活躍する時代が来るかもしれません。

花という文化は、どこの国の人にも共通して「美しい」と感じられるもの。
言葉が違っても、花を贈る気持ちは伝わります。
だからこそ、これからは“花を通じたコミュニケーション”が、異文化共生の架け橋になれると信じています。

日本の未来に不安を感じる一方で、花屋としてできること、小さな役割を見つめ直すきっかけにもなりました。
多様性を受け入れ、互いに支え合う社会を目指して、自分たちの仕事の意味を深めていきたいです。

GORI

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