こんにちは、GORIです。
今日のニュースで流れてきた見出し。
「日経平均、一時1400円超安。政局の流動化を嫌気」。
数字だけ見れば、たしかにインパクトがある。
4万7000円を割り込み、
市場がざわつくのも無理はない。
でも僕は、その文字を見ながら、
ふと店の中のモンステラを眺めていた。
どんなに風が強くても、
彼は根をしっかり張り、
葉を広げて光を受け止めている。
政治の不安定さ、株の乱高下、円安、物価高。
この数年、いろんな“揺れ”を感じながら生きている。
でも、植物を見ていると、
「揺れながらも、生きている」ことの尊さに気づかされる。
強い風に耐えるために、
茎は少ししなやかになり、
根はより深く地中へ伸びていく。
それはまるで、人間の心と同じだ。
市場が下がるとき、人は不安を口にする。
でも同時に、
新しい芽が出る準備をしている人たちもいる。
今日のニュースにもあったように、
良品計画や安川電機など、
未来に投資する企業には光が差していた。
「生成AI」や「素材」「再生技術」…
時代は静かに次のフェーズへと動いている。
大事なのは、
その“流れ”を見極める目を持つこと。
花屋も同じだ。
季節が変わるサインを誰よりも早く感じ取ることが、
次の花を咲かせる準備になる。
政局が揺れ、株価が下がり、
ニュースがざわめいていても、
僕は今日も店の花を整える。
それが、僕にできる小さな経済活動。
お客様が花を手に取って笑顔になる瞬間が、
この国のどこかで生まれる“希望の指標”だと思う。
市場は上下しても、
人の心には、上昇しかない。
GORI