こんにちは、GORIです。
先日、新聞で、GMOの熊谷正寿社長の記事を読んだ。
「こころの玉手箱」という連載の中で、熊谷さんは長年使い続けている紙の手帳について語っていた。
デジタル時代の経営者でありながら、毎日ペンで文字を書き続けているという。
予定だけでなく、夢や思いつき、経営の反省点まで、全て手書きで残しているそうだ。
この記事を読みながら、自分のノートを思い出した。
私も毎日、店の動きや仕入れ、天気、スタッフの一言、
そしてその日の「花の顔つき」を簡単に書き留めている。
データで管理することもできるが、手で書くと記憶の残り方が違う。
熊谷さんは、手帳を「夢をかなえるための設計図」と呼んでいた。
たしかに、書くことで考えが整理され、
小さな行動の積み重ねが大きな結果につながる。
花屋の仕事も同じで、
毎日の花の手入れや、顧客の声の積み重ねが、
一年後の店の景色を変えていく。
SNSやAIが進化しても、
紙とペンで考える時間は、やはり強い。
今日も手帳を開いて、仕入れ先のこと、次の季節の花のことを少し書いた。
手で書くことで、次の一歩が少しだけ明確になる。
GORI