こんにちは、GORIです。
今日は、最近出会った中で「これは芸術だな」と唸らされた植物をご紹介します。
その名も「サンスベリア・インディ(Sansevieria Indey)」。
聞き慣れない名前かもしれませんが、グリーンラバーの皆さんにはぜひ知っておいてほしい、知る人ぞ知る希少種です。
■ サンスベリアなのに“這う”?
サンスベリアといえば、上へとスッと伸びる「剣のような葉」が印象的ですよね。
でもこの「インディ」はまるで違います。
葉は肉厚でずっしりとした質感。しかも上ではなく、ロゼット型(バラのように放射状)に地面を這うように広がるのが最大の特徴です。
このフォルムがとても個性的で、まるで多肉植物と現代アートの中間のような存在感を放っています。
観葉植物というより、“オブジェ”という言葉が似合うかもしれません。
■ 育てやすさはそのまま、個性はぐっとアップ
一般的なサンスベリアと同じく、乾燥に強く、水やりは控えめでOK。
明るい日陰でも元気に育ち、植物初心者の方でも扱いやすいのが魅力です。
それでいて、この独特なフォルムと希少性。
「育てやすい×珍しい×かっこいい」を兼ね備えた、まさに三拍子そろった植物。
「普通のサンスベリアには飽きた」
「人と違う植物が欲しい」
「でも手はかけたくない」
そんなわがままを叶えてくれる、優秀すぎるグリーンなんです。
■ “飾る”ではなく“置くだけで決まる”
最近は「植物を飾る」というよりも、「植物を主役にする」インテリアが増えてきたように感じます。
サンスベリア・インディは、その最たる存在。
余白のある空間にひとつ、ぽんと置くだけで
静かな緊張感と美しさが生まれる。そんな植物です。
この植物を育てるというより、「この植物と暮らす」。
そんな感覚で生活に取り入れてみると、部屋の空気も、自分の気分も、ふっと変わるかもしれません。
植物の奥深さと美しさを日々感じながら、また面白いグリーンとの出会いがあればご紹介しますね。
GORI