【GORI日記】地域を支える“若き匠”たちの挑戦 〜技能五輪から見える未来〜

【GORI日記】地域を支える“若き匠”たちの挑戦 〜技能五輪から見える未来〜

こんにちは、GORIです。

今日は、花や植物の話ではないのですが、「つくること」「手を動かすこと」が好きな僕にとって、とても感銘を受けたニュースをご紹介したいと思います。

それは「技能五輪全国大会」について。若い職人たちが技術を競い合うこの大会で、いま地方の若者たちがぐんぐん力をつけているんです。


地場産業と“若き匠”の物語

2024年の大会では、なんと入賞者の6割が地方からの出場者。茨城や愛知の製造業地帯が上位なのは納得ですが、それに続いたのが東北の山形・岩手。

岩手では、二戸職業訓練協会が中心となり、地域の大工育成に力を入れています。驚いたのは、訓練に使う材料費や道具代をクラウドファンディングで230万円も調達していたこと。地域全体で若者の技能を育てているなんて、本当に胸が熱くなりました。

そして、山形県はふるさと納税の使い道に「技能五輪強化費」を追加しているとのこと。自分たちの未来を、自分たちで応援していく姿勢、すごいです。


手を動かす仕事の価値

木材をノコギリで切り、複雑なキャビネットを仕上げる技術。石橋さんという家具職人は、4年連続で優勝したとか。熟練の職人さんたちから学び、悩みながら技術を磨く姿がとても印象的でした。

僕も日々、植物と向き合うなかで、「一発で完成」なんてことはありません。水加減、光の調整、器の選び方……感覚と経験を積み重ねて“勘”になっていくものだと思っています。


若者たちが技能で地方を変える

今、世の中では「地方創生」とか「一次産業の再生」なんて言葉がよく聞かれますが、こうやって**“技術”で勝負している若者たち**こそ、真の意味で地域を変えていく存在なのかもしれません。

2028年には、技能五輪の国際大会が日本・愛知で開催されるとのこと。僕自身も、今後お花の世界での“技能”をどう伝えていけるか、改めて考えさせられました。


さいごに

この日記を読んでくれた方が、ものづくりや手仕事、そして「地域の未来を支える若者」に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。

花も、人も、育てるってやっぱり“地域”の力なんですね。

GORI

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