こんにちは、GORIです。
今日は胸が少し締め付けられるような記事を読みました。
「一流ホテル、同期の7割が去った」
華やかに見えるホテル業界の裏側で、
賃金の低さや長時間労働に悩み、多くの若い人材が離れているという現実。
植物屋の私ですが、同じサービス業として、とても他人事には思えませんでした。
「好き」だけでは続かない現実
ホテルは日本の“おもてなし”の象徴です。
でも現場では、
・手取り20万円台
・夜勤や長時間労働
・休日出勤
・心ない言葉を浴びることもある
それでも踏ん張っている人たちがいる。
一方で、同期の7割、8割が別業界へ転職。
「好き」「やりがい」だけでは、生活は守れない。
これは観光業だけの問題ではなく、
サービス業全体の課題だと私は感じました。
私も同じ土俵にいる
はこねフローリストを経営し、
GORI STORE TOKYOを運営している私も、完全にサービス業の人間です。
花屋も、決して楽な仕事ではありません。
繁忙期は早朝から深夜まで。
体力仕事。
天候や市場価格に左右される仕入れ。
でも、お客様からは
「きれい」「ありがとう」と言っていただける。
その一言に救われます。
ただ、それだけに甘えてはいけないとも思っています。
訪日客は過去最多。でも現場は疲弊
訪日客は4000万人を超え、消費額も過去最高。
数字だけ見れば、観光は成長産業です。
でも、その最前線で働く人が疲弊していたら、
その成長は持続しません。
人が辞める
→ ノウハウが蓄積されない
→ 現場にしわ寄せ
→ さらに辞める
この負のループは、どの業界でも起こり得ます。
経営者としての責任
私はこの記事を読んで、自分に問いかけました。
「うちのスタッフは、誇りを持って働けているだろうか」
賃金、休み、働きやすさ。
理想を語るのは簡単ですが、実現するのは簡単ではありません。
それでも、
・好きで選んでくれた仕事を、誇れるものにする
・将来に希望を持てる環境をつくる
・“やりがい搾取”にしない
これは経営者の責任です。
サービスは“無償”ではない
「おもてなし文化」と言われます。
でも、おもてなしは無償ではありません。
そこには時間と技術と心が使われています。
花屋も同じです。
一輪の花の裏側には、
生産者、流通、仕入れ、管理、デザイン、提案。
見えない努力が積み重なっています。
価値を正しく伝え、
正しく価格に反映させる。
これはこれからのサービス業にとって、とても大切なテーマだと感じます。
それでも私は、サービス業が好き
厳しい現実はあります。
でも私は、植物を通して人の人生に関われるこの仕事が好きです。
ホテルで働く方も、
きっと同じ想いを持って始めたはず。
だからこそ、
業界として“好きで続けられる環境”をつくることが必要だと思います。
今日の気づき
華やかに見える業界の裏側。
その現実を知ることは、経営者としてとても大切だと感じました。
成長とは、売上だけではない。
人が残ること。
人が誇れること。
人が笑顔で働けること。
これを忘れない経営をしていきたい。
植物も、環境が整ってこそ健やかに育ちます。
人も同じですね。
今日はそんなことを考えた一日でした。
GORI