千葉で記録的な大雨──そごう千葉店・ペリエ千葉が臨時休業。花屋が「雨のあと」に見ているもの

千葉で記録的な大雨──そごう千葉店・ペリエ千葉が臨時休業。花屋が「雨のあと」に見ているもの

こんにちは、GORIです。

千葉が、大変なことになっています。8月13日の夕方から線状降水帯が発生し、千葉市中央区では24時間降水量が351ミリと、観測史上最大を記録しました。この大雨を受けて、そごう・西武が運営するそごう千葉店と、JR千葉駅直結のペリエ千葉が、8月14日に臨時休業。店内が冠水するなどの被害を受けた商業施設もあったと伝えられています。被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。

なぜ、そごう千葉店とペリエ千葉は臨時休業したのか?

理由が、同じ小売の現場に立つ者としてずしりときました。

そごう・西武の広報担当者の説明によれば、休業の理由は大雨による施設内の点検作業に加えて、交通機関が復旧しておらず、テナントの販売員や従業員が出勤しにくいため。ペリエ千葉もホームページ上で、13日の大雨や落雷による設備点検のためとしています。

つまり、建物が無事でも、店は開けられないことがある。店を開けるというのは、人がそこにたどり着けて初めて成り立つのですね。地下1階・地上10階のそごう千葉店ほどの規模の店が、まるごと一日止まる。その判断の重さを思います。

なぜ大雨は、花屋にこたえるのか?

生花を扱う仕事にとって、大雨は「一日休めば済む」話では終わりません。理由は三つあります。

  • 花は毎日届いて、毎日出ていく生鮮品です。市場からの配送が止まれば、その日の仕入れがまるごと途切れます。花は在庫を積んでおけません。
  • 産地の被害は、数週間から数か月あとに効いてきます。畑や温室が冠水すれば、その分の花は市場に出てきません。今日の雨が、秋の相場として姿を現すことがあるのです。
  • 装花の仕事は、日時が動かせません。ご葬儀、ご婚儀、宴席。届ける日を延ばせない仕事だからこそ、道が止まったときにどう届けるかを、いつも考えています。

天気は、私たちの仕事のいちばん外側にあって、いちばん強い相手です。勝てる相手ではありません。だからこそ、備えるしかない。段取りとは、そういうもののことだと思っています。

記録的な大雨のあと、家の植物には何をすればいい?

ここからは、ご自宅の鉢植えの話です。雨のあとにひと手間かけるかどうかで、その後のもちがはっきり変わります。

  • 鉢皿にたまった水は、必ず捨てる。根腐れの原因として、これがいちばん多い。ベランダの鉢は特に見落としがちです。
  • 数日は水やりを止める。土がたっぷり水を含んでいます。指を第一関節まで挿して湿っていたら、まだあげません。
  • 風を通す。雨上がりの高温多湿は、葉がいちばん傷む条件です。窓を開ける、サーキュレーターを回す。蒸れは病気を呼びます。
  • 折れた枝、倒れた鉢は早めに手当てする。傷んだ枝は思い切って切り戻したほうが、株は元気を取り戻します。
  • 切り花は水替えの回数を増やす。気温と湿度が高い日は水が傷みやすいので、朝と晚の二回替えるくらいでちょうどいいです。

雨が降ったから水やりは不要、と思いきや、軒下の鉢には一滴も入っていなかった——これも実によくある話です。降ったあとこそ、一鉢ずつ土を触って確かめてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. そごう千葉店とペリエ千葉は、なぜ臨時休業したのですか?
そごう千葉店は、大雨による施設内の点検作業に加え、交通機関が復旧しておらずテナントの販売員や従業員が出勤しにくいためと説明しています。ペリエ千葉は、13日の大雨や落雷による設備点検のためとしています。いずれも2026年8月14日の臨時休業です。

Q. 千葉では、どのくらいの雨が降ったのですか?
2026年8月13日夕方以降、線状降水帯が発生するなどして断続的に猛烈な雨となり、千葉市中央区では24時間降水量が351ミリと観測史上最大を記録しました。

Q. 大雨のあと、鉢植えにまずすべきことは何ですか?
鉢皿にたまった水を捨てることです。根腐れのいちばんの原因になります。あわせて数日は水やりを止め、風を通して蒸れを防いでください。

Q. 大雨は、花の値段に影響しますか?
産地の畑や温室が冠水すると、その分の出荷が減るため、数週間から数か月あとの入荷や相場に影響することがあります。降ってすぐ値段が動くというより、遅れて効いてくるのが花の世界です。

一日も早く、いつもの千葉が戻りますように。そして今日も、あなたの一日に緑と花がありますように。

GORI

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