こんにちは、GORIです。
今日は少し技術よりの話ですが、経営者として「これは他人事じゃない」と感じた記事の話です。
「AIを何に使うか」より先に考えるべきこと
AIを業務に活用しようとする企業が増えるなか、「AIを何に使うか」ばかり議論して、「データをどう整えるか」は後回しになっている——そういう指摘が、データ基盤企業の経営者から出ていました。
「AIの効果を大きく左右するのは、その手前にあるデータ基盤の持ち方とデータ準備のあり方だ」
これは大企業向けのIT話のように聞こえますが、読み進めるうちに、うちの花屋にも同じことが言えると思い始めました。
「データ主権」とは何か
記事に出てくる「データ主権」という言葉は、「自社のデータを自分たちの統制下に置く」という考え方です。
クラウドや外部サービスにデータを預けることが当たり前になった今、「どこに、誰の管理下に、どんなデータがあるか」が見えなくなっている企業は多い。AIを活用しようとした瞬間に、そのデータが使えない・出せないという壁にぶつかる、というわけです。
花屋にも「出せないデータ」がある
私が「これは自分ごとだ」と感じたのは、ここです。
うちにも、外部に出せないデータがあります。
お客様の購入履歴、好みのスタイル、記念日の情報——お客様が信頼して教えてくれたことを、外部のAIサービスに無断でアップロードするわけにはいきません。仕入れ先との価格交渉の記録、売上データも同じです。
大企業が「データ主権」を语る文脈と規模は違う。でも「自社の重要なデータを、自分の管理下に置く」という本質は、花屋でも変わりません。
AIに何を食べさせるかで、答えが変わる
私はこのブログ執筆にAIを活用しています。
その経験で感じるのは、AIに渡す情報の質と量で、出てくるアウトプットが全然違うということです。「GORI日記のブログを書いて」と丸投げするのと、「こういう体験があって、こう感じた、こんな読者に届けたい」と文脈を渡すのでは、結果が全く違う。
AIは、与えられたデータ以上のことはできない。これはどんな規模のビジネスでも同じです。
小さい経営者ほど、「何を渡すか」を意識する
大企業はデータ基盤チームがある。でも私のような小さな店の経営者は、自分で考えるしかない。
何をAIに渡して、何は渡さないか。外部サービスに預けていいデータと、手元で管理し続けるデータの区別。これはAI時代の、小さな店の「データ主権」だと思っています。
AIを使いこなす前に、整理すること
記事の最後にこうありました。
「AI時代の競争力は、その前提設計によって大きく左右される」
AIを何に使うか。そのために何のデータが必要か。そのデータは今どこにあり、誰が管理しているか。
大きな企業もうちのような花屋も、問いの本質は同じだと感じます。
GORI