こんにちは、GORIです。
今日は、最近とても気になった「AI時代に哲学専攻が求められている」という記事について、私なりの視点でお話ししたいと思います。
私自身ははこねフローリストとGORI STORE TOKYOを運営しながら、日々AIと向き合う時間が増えています。花というアナログで感性的な世界にいながらも、AIがもたらす変化は避けて通れません。そして今、世界ではAIをつくる側だけでなく、それをどう扱うべきかを考える「哲学」の価値が急速に見直されています。
■ 哲学専攻の需要が“6倍”に伸びた理由
LinkedInのデータ分析によると、AI関連の職務で「倫理」をキーワードに含む人材は過去5年で6倍に増え、その約1割が哲学を専門に学んだ人だそうです。
数字だけ見ると意外に思われるかもしれませんが、AIが超高速で進化していく中で、もはや技術だけでは判断しきれない問題が次々と登場しています。
例えば有名な「トロッコ問題」。
AIが命を左右する決断を迫られるとき、“正解”と呼べる選択肢は存在しません。
この「正解のない問い」にこそ、哲学の力が必要になる――これはAIが社会に深く入り込んだ今、とても納得のいく話です。
■ 価値観の対立がAI開発を揺らす
記事では、技術革新こそが全ての問題解決に向かうという「効果的加速主義」と、倫理や民主主義的価値観を重視する立場の対立も紹介されています。
AI開発のスピードが上がれば上がるほど、
「人間は何を大切にしたいのか」
という根源的な問いが強く突きつけられます。
ボン大学のガブリエル教授が「悪い哲学には良い哲学で対抗するしかない」と語っているのは、とても象徴的です。
結局のところ、AIの判断基準も、元をたどれば人間の思想に根ざしているわけで、それを無視して進むのは大きなリスクでもあります。
■ 花屋の私が感じる「哲学とAI」のつながり
花の仕事は、一見AIとは遠い世界に見えるかもしれません。
ですが実際には、
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お客様が「なぜ花を贈るのか」
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「どんな想いを届けたいのか」
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「その人にとって心に残る体験とは何か」
といった“価値観の根っこ”を考えることがとても重要です。
AIは便利ですが、最後に人の心を動かすのは、やはり物語や意味、つまり哲学的な部分だと私は感じています。
だからこそ、AIが高度化するほど、“人が本当に何を大切にしたいのか”という問いに向き合う姿勢が、私たちの仕事にもより必要になってくるのだと思います。
■ 未来に向けて私たちができること
AI開発はこれからも加速し、止まる気配はありません。
だからこそ、私たち現役世代が
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新しい技術をただ受け入れるのではなく
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自分たちがどんな未来を望むのか
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何を大切にしたいのか
を考え続けることが大切だと改めて感じました。
花屋として、またGORI STORE TOKYOの代表として、AIの力を活かしながらも、人の想いや文化を守り、育てる仕事を続けていきたいと思います。
皆さんはAI時代をどう捉えていますか?
よければぜひ、あなたの考えも聞かせてください。
GORI