こんにちは、GORIです。
今日は、三鷹のフジヤコーヒー様で、年に数回開催しているポップアップイベントに参加してきました。
テーマは「フレッシュの香り」。フレッシュリース、ミニツリー、そしてこれからの季節らしく正月飾りもご用意しました。
そして今回も、三鷹ポップアップでは恒例となった 群馬県・群仙園さんの多肉植物 を販売させていただきました。
■ お客様から教えていただいた「見えなかった景色」
1日中立ちっぱなしで接客していると、普段の花屋の仕事では気づけないことをたくさん学ばせてもらえます。
お客様からの質問や会話を通して、
「私たちは植物を育て売る側の視点に偏りがちなんだな」
と、ハッとする瞬間がいくつもありました。
■ 心が震えた“多肉植物の話”
その中でも、今日一番胸を打たれた出来事があります。
私が尊敬してやまなかった 群仙園さんの生産者さんが亡くなられたこと をお話しした時、
あるお客様が涙を浮かべながら多肉を手に取ってくださいました。
そして最後に、
「多肉のことはよくわからないけれど、この植物たちが愛情を込めて育てられたことはすぐに伝わってきました」
とおっしゃったんです。
その一言に、私も危うく泣きそうになりました。
植物を通して、生産者さんの想いや愛情が確かに届いている—
その事実が胸に響きました。
■ 小さな子どもたちの“未来の芽”
さらに今日は、小さなお子様たちがサンタさんや植物に興味津々で、
一生懸命に霧吹きをしてくれる姿にも心を動かされました。
あの純粋な目、楽しそうな手つき。
もし今回のポップアップがきっかけで、
将来「植物の仕事をしてみたい」と思ってくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
■ 物価が上がる中でも植物を選んでいただけることの尊さ
最近は物価が上がり、何を買うにも慎重になる時代。
そんな中で、
「この植物が欲しい」
と手に取っていただけることは、当たり前ではありません。
本当にありがたく、胸がいっぱいになる1日でした。
これからも、植物を通して誰かの心が少しでも豊かになるような、
そんな仕事を続けていきたいと改めて思いました。
GORI