静けさを飾る植物。夜の階段に佇むボトルツリー

静けさを飾る植物。夜の階段に佇むボトルツリー

こんにちは、GORIです。

今日は、閉店後の静まり返った店内でふと目に留まった一鉢の植物をご紹介します。
その名も「ボトルツリー・ブラキキトン ルペストリス」。

写真は、レンガの床に淡い光が差し込む階段にボトルツリーを置いて撮影した一枚。
その独特なフォルムと影の落ち方が美しくて、思わずシャッターを切りました。


🌿 まるで彫刻のような「幹」を持つ植物

ボトルツリーの一番の魅力は、なんといってもそのユニークな幹のフォルム
ぷっくりと膨らんだボトルのような形状から、"Bottle Tree"という名前がついています。
植物でありながら、まるでアートピースやオブジェのような存在感。
空間に1つあるだけで、ぐっとモダンで洗練された印象になります。

特に今回仕立てたのは、青みがかった陶器鉢との組み合わせ。
素朴さと上品さを兼ね備え、玄関やリビング、書斎にも自然に馴染みます。


☀️ 日当たり・風通しがポイント

原産地はオーストラリアの乾燥地帯。
そのため、日当たりと風通しの良い場所が適しています。
とはいえ直射日光が強すぎる真夏は、少し遮光してあげると◎。
また、多少日陰でも育ちますが、長期間光が不足すると元気をなくすので注意です。


💧 水やりのリズムが大切

成長期である春〜秋は、土の表面が乾いたのを確認してから1〜2日後にたっぷり水を。
見た目とは裏腹に、成長期はしっかり水を必要とします。
一方で冬場は休眠期に入り、水やりは控えめにして幹に水分を蓄える力を信じてあげましょう。


🌱 暮らしに一本、緑の彫刻を

植物は空間を装飾するだけでなく、その場の空気ごと整える力があると、私は思っています。

派手ではないけれど、しっかりとその場に「いる」感じ。
ボトルツリーには、そんな"静かな存在感"があります。

忙しない日常のなかに、ふと立ち止まって目を留めたくなるような。
植物とともに暮らすということは、そういう小さな「間」をつくることなのかもしれません。

GORI

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