こんにちは、GORIです。
今日は、最近店頭にも並びはじめた「青い柱サボテン・アズレウス」について、少しご紹介させてください。
■ 青という色をまとったサボテン
初めて見たときの感動は、今でも忘れられません。
一般的なサボテンのイメージと違って、幹がほんのり青みがかっていて、どこか静かで、涼しげ。光の加減によって、ブルーグレーにも、淡いターコイズにも見えます。
この“アズレウス”という名前は、ラテン語で「青」を意味する“azul”に由来するのだとか。
その名の通り、青いサボテンなんて、ちょっと神秘的ですよね。
■ ブラジル生まれの誇り高き柱
原産地は、ブラジルの乾燥した地域。
柱のようにスッと立つ姿が特徴で、どこか凛とした雰囲気があるこの植物は、置くだけで部屋の空気を変えてくれます。
私はこの子を、お気に入りのアンティーク調プランターに植えて、窓辺に飾っています。
朝の日差しを受ける姿がとにかくきれいで、忙しい朝でもふと立ち止まって見入ってしまうくらいです。
■ 手のかからない相棒
アズレウスは、乾燥にも強く、手がかからないのが魅力です。
水やりは土がカラカラに乾いてから。月に1~2回くらいがちょうどよいかもしれません。
日当たりのよい場所を好みますが、真夏の直射日光は少し注意が必要。
私は、レースのカーテン越しに柔らかく光が入る場所を選んでいます。
育てれば育てるほど、その青さが深くなり、表情が豊かになっていく気がします。
■ 植物と暮らすということ
このサボテンをお迎えしてから、「静けさ」や「凛とした空気感」を部屋に感じるようになりました。
派手ではないけれど、ずっと見ていたくなるような存在。
一緒に暮らす植物として、とてもいい相棒です。
観葉植物と聞くと、どうしても「育てやすいか」「枯らさないか」といった視点になりがちですが、
このアズレウスのように、“ただそこにあるだけで心が整う”という植物もあります。
自分らしい暮らしの中に、ひとつの“静かな柱”を。
そんな気持ちで、ぜひ手にとっていただけたら嬉しいです。
それでは、また。
── GORI