落とし物管理のDX化が進む

落とし物管理のDX化が進む

こんにちは、GORIです。

最近、鉄道会社や商業施設での落とし物管理がデジタルトランスフォーメーション(DX)によって効率化されている。

管理業務の負担が軽減され、利用客も落とし物を探しやすくなり、双方にとってメリットが大きい。

DXの波に乗るべきか?

世の中では「DX、DX」と言葉が多く出ますが、我々の業界やビジネスにどれだけ関係があるのか、改めて考えることが重要です。

ただ流行に乗るのではなく、具体的な課題解決につながるかを見極めることが求められます。

 

DXが進まない花業界

一方で、DX化がなかなか進まない業界も存在します。

その代表例が花業界です。いまだに仕入れ注文はFAXで行われることが多く、情報共有の遅れや業務負担の増加につながっています。

例えば、品種の選定や発注の調整も紙ベースのやり取りが主流であり、データの一元管理が進んでいません。

花業界においても、鉄道業界や商業施設のようにDX化を進めることで、業務効率の向上や顧客満足度の向上が期待できます。

例えば、オンラインシステムによる注文管理や在庫のリアルタイム共有ができれば、業者間のやり取りがスムーズになり、販売機会の損失も減らせるでしょう。

ゆりかもめの導入事例

東京臨海部の新交通システムを運行するゆりかもめでは、2024年7月に「落とし物クラウドfind」を導入。以前は1日50件ほどあった問い合わせ電話が半減し、係員が本来業務に集中できるようになった。

このシステムでは、各駅の係員がタブレットで落とし物の写真を撮り、AIが品目や色などの特徴を自動で記録。利用客はLINEを通じて落とし物の特徴を入力し、見つかれば窓口で受け取れる仕組みだ。

 

他の鉄道会社や商業施設への広がり

京王電鉄は2023年に「落とし物クラウドfind」を導入。問い合わせ対応時間が1件8分から2分に短縮され、返却率は約3倍に向上。京浜急行電鉄や東京モノレールなども同様のシステムを採用している。

鉄道会社以外でも、羽田空港や酒々井プレミアム・アウトレットが導入。羽田空港ではLINEではなく専用サイトを利用し、外国人にも対応できるよう4言語に対応している。

 

今後の展望

「落とし物クラウドfind」を開発したfind社は、2025年中に異なる施設の落とし物を横断検索できる機能を導入予定。

これにより、電車内や商業施設で落とした物がどこにあるかを迅速に特定できるようになる。

別のシステム「落とし物管理さくらさん」

有明ガーデンやヴィラフォンテーヌ羽田空港では、ティファナ・ドットコムが開発した「落とし物管理さくらさん」を採用。AIによる自動返信機能があり、問い合わせ業務の負担を7割削減。24時間対応可能で、電話やデジタルサイネージなど様々なツールと連携できる。

 

落とし物管理のDX化は、鉄道会社や商業施設にとって業務の効率化と顧客満足度の向上をもたらしている。

AIやクラウドシステムを活用した管理方法が今後さらに広がり、より便利な社会の実現に貢献することが期待される。

同時に、花業界のようにDX化が進んでいない分野にも目を向けるべきだろう。業務効率化や顧客満足度の向上に向け、DXの導入を積極的に考えることが重要になってきている。

GORI

ブログに戻る