花屋にも関係ある? ワタミ×タイミーのスキマバイト革命

花屋にも関係ある? ワタミ×タイミーのスキマバイト革命

こんにちは、GORIです。

 

今日は、外食業界の話題から、花屋である私にも刺さるニュースをひとつ。

ワタミが「サブウェイ」の運営に、タイミーというスキマバイトアプリを本格導入したという記事。正社員やアルバイトではなく、“スキマ時間”で働く人たちが店舗を支えるという新しい仕組みがスタートしているそうです。すでに横浜の旗艦店では50人以上がスキマバイトに登録。開店準備やピークタイムの対応も、この「柔軟な働き方」の人たちが担っているとか。

花屋として思うのは——
これ、他人事じゃない。

花業界もまさに人手不足の真っ只中。朝早い市場仕入れ、繁忙期の配達ラッシュ、夜中のブライダル装花設営…。常勤スタッフだけでは回らない現場がたくさんあります。

スキマ時間を活用して、
「朝だけ市場搬入手伝ってくれる人」
「母の日前の1週間だけブーケ制作の手元に入ってくれる人」
「イベント装花の搬入出をサクッとやってくれる人」
そんな人たちが、アプリで手軽に集まるようになったら…現場の風景が変わる気がします。

もちろん、花屋は技術職なので「誰でもOK」ではありません。でも、ワタミのように**短時間でも“時給が発生する研修制度”**を取り入れれば、花業界でも“育成しながら現場に出てもらう”という仕組みが作れるのでは?と思ってしまいました。

記事の中では、スキマバイトのコストは3割ほど高くつくとありますが、それでも「3ヶ月で辞めるスタッフを毎回育て直す」コストよりは効率的だという判断。これは私たち中小の花屋にも重なる課題です。

さらにワタミは「自社農場の有機野菜を使うことで、ブランドイメージを“健康志向”に刷新したい」とも話しています。

この“ブランドチェンジ”の考え方もまた、すごく共感。

「居酒屋のワタミ」から「サブウェイのワタミ」へ。
私たちも、「昭和の花屋」から「暮らしに寄り添うグリーンのあるライフスタイル提案業」へ。そんな変化が求められる時代に突入しています。

人材の流動性と多様性を受け入れ、
新しい働き方を柔軟に取り入れること。
これからの花屋経営に必要なヒントが、飲食業界から学べるかもしれません。


GORI

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