こんにちは、GORIです。
昨日は、三重県からお越しの花屋の大先輩と一緒に、埼玉県の胡蝶蘭(コチョウラン)生産者さんのもとへパトロールに行ってきました。
今回の目的は、高品質な胡蝶蘭の生産現場を見学し、現場でしか得られない情報や空気感を学ぶこと。
「花屋としての目利き力を磨く一日」となるはずでしたが……思わぬトラブルから、別の学びを得ることになりました。
横浜から埼玉まで、まさかの4時間超え
本来であれば2時間もあれば到着する埼玉まで、なんと4時間もかかってしまいました。
原因は関越道での事故による通行止め。車内ではナビにエラー表示、音もなく無音状態。何が起きているか全く分からず、ただひたすら車を走らせるという不安な時間が続きました。
無音の車内で気づいた「ラジオの存在」
この時、心から実感したのが「ラジオって、やっぱり大事」ということ。
音声から得られる道路情報や交通状況の共有、ニュースのリアルタイム性など、現場での状況判断に役立つのはやはりラジオ。
スマホやナビ頼りになっている現代だからこそ、アナログな情報源の価値に気づかされる瞬間でした。
胡蝶蘭の産地での学びと感謝
ようやく到着した埼玉の胡蝶蘭農園では、生産者の方が丁寧に栽培方法や温室環境について説明してくださいました。
高品質な胡蝶蘭は、育てる環境・人の手間・技術の結晶だと再確認。
贈答用として人気の胡蝶蘭ですが、背景には地道な努力と誇りが詰まっています。
今回同行した三重の花屋の大先輩との会話からも、改めて「花屋の本質は現場にある」と感じた一日でした。
まとめ|見えない場所で起きていることに目を向ける
何気ない車移動の中でも、実は外の世界では多くの出来事が同時に起きています。
普段当たり前のように使っている交通網やナビも、どこかが止まれば影響を受ける。
「見えていないだけで、誰かが頑張って支えてくれている」――そんなことにも気づけた、ありがたい一日でした。
これからも、産地巡りや生産者訪問を通じて、本当に価値ある植物とその背景をお客様に届けていきたいと思います。
GORI