「胡蝶蘭の回収サービスの重要性とは?|花屋の取り組み」

「胡蝶蘭の回収サービスの重要性とは?|花屋の取り組み」

こんにちは、GORIです。

昨日、10月初めに納品した胡蝶蘭の回収依頼がありました。

花屋の仕事はお花の納品だけでなく、回収作業も含まれています。

特に飲食店やコンサート、ホテルの宴会などでは、フラワースタンドをよく見かけますが、イベント終了後やお花が枯れた時に、私たち花屋が回収に伺います。

しかし、御祝用の胡蝶蘭に関しては、通常の花屋では納品後の回収を行っていません。

10年ほど前、私と当時一緒に働いていた先輩と「胡蝶蘭も回収した方が良いのでは?」という話になり、資格や法律などを調べた上で、胡蝶蘭の回収サービスをスタートさせました。

昔の話ですが、某劇団も以前は楽屋などで多くの花を飾っていたものの、処分が大変で最終的には受け取り拒否に至ったほどです。

特に胡蝶蘭は美しく長持ちする一方で、処分が難しいです。針金や発泡スチロールが使われているため、個人で処分するのは非常に手間がかかります。

私は「より多くの方にお祝いの場や記念日にお花を届けたい」と考えており、今も回収業務を続けています。一方で、生産者さんもエコ鉢などを使い、処分がしやすくなるように工夫しています。

よく「回収した胡蝶蘭はどうなるの?」と聞かれますが、回収した胡蝶蘭は全て産業廃棄物として適切に処分しています。

これからも、皆さんに喜ばれる胡蝶蘭を提供し続けるために、回収サービスも続けていきたいと思います。

昨日は、合計で40鉢の胡蝶蘭を回収して処分しました。

GORI

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