こんにちは、GORIです。
最近、自然災害の話しばかりですが、
最近、短時間に大量の雪が降る「集中豪雪」が増加しています。
2010年代以降、過去最多の積雪を記録した地点は、1990〜2000年代の4倍に増えました。
地球温暖化が雪雲を発達させやすくしていることが原因とされています。
豪雪の影響と対応
青森県では年末年始に記録的な大雪となり、青森市や弘前市の積雪が平年の3倍に達しました。
除雪作業中の事故で7人が亡くなり、公共交通も混乱しました。
県は「豪雪対策本部」を設置し、災害救助法を適用しました。
全国的にも集中豪雪が増えており、長野市では1日で年間降雪量の26%が降るなど、雪の降り方が変化しています。
記録的な積雪量を更新した地点も全国で増加しています。
経済や生活への影響
除雪作業中の事故は増加し、過去30年で3倍になりました。国の除雪費用も増え、2021年度は過去最高の557億円が投入されました。
大雪による交通麻痺も深刻で、名神高速道路などで立ち往生が発生しました。
未来への課題
地球温暖化により、雪の降り方が二極化し、豪雪が増える地域と雪不足に悩む地域が生まれています。
新潟県では積雪量の変動が大きく、ある年は170cmを超え、別の年は20cm以下になることも。
災害に強い街づくりや観光戦略の見直しが求められており、私たちも自然と共存する方法を考える必要があります。
GORI