染めカーネーションとの出会い|自然美と向き合う花選び

染めカーネーションとの出会い|自然美と向き合う花選び

こんにちは、GORIです。

本日は、私自身の「花に対する考え方」と、特別なカーネーションとの出会いについてお話ししたいと思います。

私は、基本的に染め物や造花を好みません。
理由はとてもシンプルで、植物が本来持つ自然体の美しさこそが、何より尊いと考えているからです。

しかし、例外もあります。
お客様から強いご要望をいただいたときや、どうしても自然界には存在しない色味を求められるときには、染め花を取り入れることもあります。

そんな中、今回、大変お世話になっている千葉県房総のカーネーション農家・岩田さんから、特別に「染めカーネーション」を送っていただきました。

最初は、正直なところ、あまり期待していなかったのですが──

「食わず嫌い」という言葉があるように、実際に手に取ってみて驚きました。

本気で取り組まれた染めの技術と、カーネーション自体の品質の高さが相まって、まるで芸術作品のような美しさを放っていたのです。

特に感じたのは、「ただ色をつけただけ」ではない、
一輪一輪に込められた情熱と繊細なセンス。

自然体の美しさを重んじる私でも、「これはすごく面白い」と心から感じました。

普段は自然体の美しさを大切にしていますが、
「本気で作られたものには心が動かされる」
──改めて、花の奥深さを感じる貴重な体験となりました。

これからも、ありのままの植物の良さを大切にしながら、時にはこうした新たなチャレンジにも目を向けていきたいと思います。

GORI

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