日銀、3会合連続で利上げ見送り 委員3人は反対票【GORI日記】

日銀、3会合連続で利上げ見送り 委員3人は反対票【GORI日記】

こんにちは、GORIです。

日銀が本日4月28日の金融政策決定会合で、政策金利(無担保コール翌日物レート)を0.75%に据え置くことを決定しました。2025年12月の利上げ以来、3会合連続での据え置きとなります。


利上げ見送りの理由

今回の据え置きの背景にあるのは、原油高のダブルインパクトです。

中東情勢の緊迫に伴う原油高は、物価を押し上げる一方で、景気にも下押し圧力をかけるという、難しい局面を生み出しています。日銀はこうした経済・物価への影響をさらに見極める必要があると判断し、今回の利上げ見送りを決めました。


委員3人は反対票

注目すべきは、9人の政策委員のうち3人が据え置きに反対したことです。

中川順子審議委員、高田創審議委員、田村直樹審議委員の3人は、物価の上振れリスクの高さを理由に政策金利を1.0%に引き上げることを提案。反対多数で否決されましたが、日銀内でも意見が割れていることがわかります。


物価見通しは上方修正

今回の会合では、3カ月ごとに更新される「展望リポート」もまとめられました。

消費者物価指数(生鮮食品除く)の見通し

年度 前年度比上昇率 前回からの修正
2026年度 2.8% +0.9ポイント
2027年度 2.3% +0.3ポイント
2028年度 2.0% 新規公表

一方、実質経済成長率の見通しは引き下げ。2026年度は0.5%(前回比▲0.5ポイント)、2027年度は0.7%(同▲0.1ポイント)と下方修正されました。


利上げ路線は堅持

今回は見送りとなりましたが、日銀は利上げ路線を堅持する姿勢を明確にしています。

実質金利が「きわめて低い水準にある」との認識を示した上で、「経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げる」と強調。将来的に景気の下振れリスクがあるなかでも、物価の上振れリスクを重く見て利上げする可能性も示唆しました。

午後には植田和男総裁が記者会見を開き、詳細を説明する予定です。今後の発言にも注目です。


まとめ

✅ 政策金利0.75%に据え置き(3会合連続) ✅ 原油高による物価上昇と景気下押しのダブルインパクトが背景 ✅ 委員3人は1.0%への利上げを主張し反対票 ✅ 物価見通しは上方修正、成長率見通しは下方修正 ✅ 利上げ路線は堅持、次回会合に注目

GORI

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