こんにちは、GORIです。
ニュースを見ていたら、日経平均株価が一時6万円台に乗せたという見出しが飛び込んできました。
「すごいな」と思う反面、正直なところ、花屋を経営している私には遠い世界の話のように感じてしまいます。半導体関連の株が活況で、企業の利益成長への期待が続いている——そういう話を読みながら、ふと思うのです。その恩恵は、私たちのような小さな花業界にまで届いているのだろうか?と。
株式市場では「企業改革」「ROE改善」「資本効率」といった言葉が飛び交い、日本企業への期待が語られています。でも、現場の花屋が向き合っているのは別の現実です。世界情勢の影響による資材・原料の高騰、輸送コストの上昇、そして人手不足。株価が上がっても、仕入れ値はしっかり上がっています。
記事の中に「価格転嫁でコスト増をある程度吸収できる」という言葉がありました。大企業の話ではあるけれど、これは私たちにも突きつけられている課題です。花の値段をどこまでお客様にご理解いただけるか。値上げは簡単ではありません。でも、経営を続けるためには避けて通れない。
株式市場が「日本株には成長ストーリーがある」と評価するように、花業界にも独自のストーリーがあると私は信じています。どんな時代でも、人はお花を贈りたいと思う。誕生日、結婚式、お悔やみ、そして何気ない「ありがとう」の日に。その想いに応えられる花屋であり続けることが、私たちの経営の核心だと思っています。
株価の動きに一喜一憂するよりも、目の前のお客様に向き合うこと。それが花屋としての自分に言い聞かせていることです。それでも、日経平均6万円という数字はひとつの時代の節目として、心に刻んでおきたいと思います。
GORI