希少アガベ「農大No.1(ナンバーワン)」とは?その魅力とルーツに迫る

希少アガベ「農大No.1(ナンバーワン)」とは?その魅力とルーツに迫る

こんにちは、GORIです。
今回は、アガベ好きなら一度は聞いたことがあるであろう伝説の一株、「農大No.1(ナンバーワン)」をご紹介します。


「農大No.1」とは?伝説のアガベ・チタノタ

植物名は Agave titanota(アガベ・チタノタ)
リュウゼツラン科に属し、原産地はメキシコ。乾燥地帯で育つ多肉植物として知られています。

この中でも特に有名なのが、**園芸名「農大No.1(ナンバーワン)」**と呼ばれる株。
鋭く美しい白い鋸歯(きょし)と、引き締まったロゼット型の葉が特徴的で、まさに"完成されたアガベ"といっても過言ではありません。


歴史とルーツ:東京農業大学に由来する名前

1970年代、東京農業大学の長田満氏がカクタス長田園からこの株を入手し、東京農大の育種学研究所にて増殖・研究が始まりました。

当時この株は研究用の素材としても非常に優秀で、
「国内に流通するチタノタの中でもっとも美しい」
と称され、周囲の植物愛好家たちが口々に「農大のNo.1だ」と呼んだことから、その名が定着したそうです。

後に、「厳竜(がんりゅう)」という別の園芸名も与えられ、今なおファンの間で語り継がれています。


 なぜ人気?農大ナンバーワンの魅力

  • 鋸歯の白さとバランスの取れた葉形

  • コンパクトながら力強いフォルム

  • 由緒ある系譜で信頼性が高い

  • 国産株としての価値と希少性

育てやすさと存在感、どちらも兼ね備えているのが「農大No.1」のすごいところです。


 アガベ・チタノタを探すなら?

現在、アガベ・チタノタは日本国内でもさまざまなタイプが流通しています。
特に「農大No.1」系統は、信頼できる園芸店や展示会などで見かけることがあります。

 


植物にも「物語」がある

アガベをただの観葉植物として見るのではなく、その背景や育種に関わった人々のストーリーを知ることで、
もっと深く植物とつながることができます。

それが、私GORIの思う「植物と暮らす」ということ。

GORI

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