こんにちは、GORIです。
花屋さんは季節先どり商売、、
世の中より、ワンテンポ早い商品を販売することが多くある。
外は、もう暑いが市場では、紅葉物が出荷し始めている。
気温がこれだけおかしいと、植物も変化することが多くあるが、やはり、お寿司屋さん、花屋さんが日本の季節をアピールしていかないとダメですね。
秋になると、ナナカマドやもみじが紅葉をする季節です。
なぜ、紅葉をするのか?
植物が自ら栄養分をつくる働きである光合成は、木の葉が太陽光を受けて、葉の葉緑体で行われます。秋になり日差しが弱くなると光合成により得られる栄養分も少なくなります。
光合成から得られるエネルギーの方が葉を維持するためのエネルギーより小さくなると採算があわないため、木々の葉は落葉します。
ここで、樹木は葉を落とす前には大切な仕事をします。葉をつくっている有機物のうち養分として再利用できるものを落葉前に回収するのです。その後、落葉が起こり、回収した養分は、次の春に葉を出すために使われます。
同時に光合成を行う葉緑体も必要がなくなり、分解されます。葉緑体内には緑色の色素(=クロロフィル)があります。この緑色の色素もやがては分解されるのですが、分解される過程で、葉緑体の殻から色素が出てきたときに、植物にとって有害な物質(=活性酸素)をつくり、植物の組織を破壊してしまうのです。
もちろんこの緑色の色素も分解されてしまえば問題はないのですが、分解されるまでに時間がかかります。
そこで、葉の中では、この有害な物質の生産を阻止する働きが起こります。
生命力って凄いですね。
GORI