こんにちは、GORIです。
今日は、少し白状するような話です。
近所の店で、ボンバックスを3鉢買い占めてしまいました
近所の植物屋さんをパトロールしていたら、なんとボンバックスが3鉢。気づいたら、全部買い占めてしまっていました。
同業のお店でこんな風に買い占めるのはどうなのか……という思いも、正直あります。でも、今はとにかくボンバックスに夢中なんです。許してください。
幹が緑なのは、「幹で光合成している」から
ボンバックス(Pseudobombax)の魅力は、なんといってもあの緑の幹。この緑、実は葉緑素の色です。
原産地では乾季に葉を全部落としてしまうので、葉がない間は幹自体で光合成して生きのびる。幹を「予備の葉っぱ」にしているんですね。生き抹きの工夫が、あの美しい緑になっていると思うと、いとおしくてたまらない。
若い組織は緑、成熟して強い日差しを浴びると、グレーの網目模様(亀甲状の迷彩模様)に変わっていく。うちの3鉢も、緑っぽい子と、すでに模様の出た子がいます。
どうしたら太り、どうしたら緑が出るか
今、部屋でひたすら研究しています。調べていくと、ポイントはこのあたりらしい。
- 強剥定(最重要):春か秋に、伸びた幹を株元近くで切り戻すと、塑根部が太る(械雨〜夏は腐るので避ける)
- 光:日当たりをたっぷり。不足だと徒長して太らない
- 風:風にさらすと、自分を支えようとして幹が太る
- 水:しっかり乾かしてからたっぷり。根腐れが最大の敵
- 鉢:小さめの鉢のほうが太りやすい
ただ、面白いことに、「太らせる(強い光)」と「緑を保つ(強すぎない光)」はちょっと相反するらしい。強い日光は幹をグレーに焼くからです。このバランスをどう取るかを、今まさに実験中です。
花屋なのに、植物にのめり込む
商売としての花とは別に、こうして一つの植物に夢中になる時間は、自分にとって大事な根っこなのかもしれません。
「どうしたらこの子がもっといい顔になるか」を必死に考える。その目線は、きっと店の花を選ぶときにも生きていると思います。
ボンバックス3鉢、大切に育てます。経過はまたこの日記で。
今日も麹町で花を売っています。
GORI