光と影が織りなす茶の時間──青山「松葉屋茶寮」で感じた静けさと美意識

光と影が織りなす茶の時間──青山「松葉屋茶寮」で感じた静けさと美意識

こんにちは、GORIです。

今日は、お世話になっている取引先様へお渡しする手土産を探しに、青山・骨董通りを歩いてきました。
立ち寄ったのは、最近話題になっているお茶屋さん「松葉屋茶寮」です。

▶公式サイト:https://mtbysr.jp

実はこのお店、盆栽ブランド「TRADMAN'S BONSAI」が手がける新業態で、“盆栽屋が営むお茶屋”というユニークなコンセプトを持っています。
センスのいい器や、お茶のセレクト、そして空間全体の作り込みが素晴らしく、入った瞬間から静謐な世界に包まれました。

中でも一番印象に残ったのが、店内のライティングです。

私は元々、「光と影」がつくる空気感が好きなんですが、
松葉屋茶寮の照明はまさにその「間(ま)」を大切にしていて、柔らかく光が当たり、影が美しく伸びていました。
テーブルの上に置かれた茶器にすっと差し込む光、壁に生まれる陰影。
言葉にすると平凡かもしれませんが、まるで時間までゆっくり流れているような錯覚を覚えました。

日常の喧騒から一歩離れて、“整える時間”をくれる空間。
お茶を選びながら、いつの間にか自分自身も整えられていくような、そんな感覚です。

東京の真ん中で、これほど丁寧な光に出会える場所はなかなかありません。
皆さんも、ぜひ一度訪れてみてください。

GORI

ブログに戻る