こんにちは、GORIです。
「GORI図鑑」、今回はユーフォルビアの中でも異彩を放つ一株。ホリダ・モンストローサです。
ホリダ・モンストローサとは
ユーフォルビア・ホリダ(Euphorbia horrida)は、南アフリカ原産で、サボテンのようなゴツゴツしたフォルムと淡いミントグリーンのボディが魅力。その中でもモンストローサ(monstrosa)は、ラテン語で“奇形”“モンスター”を意味する、特別なタイプです。
奇形が、唯一無二の造形に
通常のホリダは、規則的な稜(縦のひだ)をもちます。ところがモンストローサは、突然変異によってその稜が乱れ、独自の曲線を描く。ひとつとして同じ形がなく、まるで自然がつくったアートピースのよう。規格外な造形こそが、この株の価値です。
先祖返りという、もうひとつの顔
図鑑的な見どころがもうひとつ。この手の変異株には、ときどき先祖返り(元の規則的な姿に戻る現象)した子株が顔を出します。本体の崩れた造形と、子株の整った姿。ひとつの鉢の中で二つの表情が楽しめるのも、モンストローサならではです。
付き合い方のメモ
- 置き場所:日光がやや入る明るい室内。通気性のよい場所を好みます。
- 水やり:春〜秋は土が乾いて数日後にたっぷり。冬は月1回程度で、乾燥気味に。
- 最低気温:3℃以上。乳液:ユーフォルビアなので切り口の白い汁に注意。
GORIの一言
「整っていること」が美しさなら、モンストローサは「乱れていること」の美しさ。二つと同じ造形がないからこそ、目の前の一株がいとおしくなります。
コンパクトなのに存在感は抜群。珍奇植物の入口にも、奇を愛する人の相棒にもなる一株です。
GORI
今回の株
記事で紹介したユーフォルビア・ホリダ・モンストローサを、GORI STORE TOKYOで扱っています。
一点物のため、同じ崩れ方をした造形の株は二つとありません。