こんにちは、GORIです。
「GORI図鑑」、今回は観葉植物の王道にして、じつは謎の多い一本。モンステラ・デリシオーサです。
モンステラ・デリシオーサとは
モンステラ・デリシオーサ(Monstera deliciosa)は、熱帯アメリカ原産のつる性の観葉植物。大きく切れ込んだ、丸みのある葉が主役です。学名の「デリシオーサ(=おいしい)」は、原生地でとれる果実が食べられることに由来しています。
葉に、穴があく理由
モンステラといえば、あの切れ込みと、点々とあいた穴。じつはこれ、成長とともに現れる大人の証です。なぜあくのかには諸説あり、有力なのは「スコールの強風を受け流すため」「下の葉にも光を届けるため」というもの。ジャングルの高い木に登りながら暮らす植物なので、風や光にうまく対応する工夫だと考えられています。飾りではなく、生き抜くための造形——そう思うと、あの穴がいっそう魅力的に見えてきます。
気根で、自分の脚で立つ
もうひとつの見どころが気根。茎から太い根が伸び、原生地では木や地面をつかんで体を支えます。この株は気根がしっかり発達し、支柱なしでも自立できるほど健康的。太い茎と力強い葉柄に、育てた人の丁寧さが表れています。
付き合い方のメモ
- 置き場所:明るい室内。直射日光は葉焼けするので、レースカーテン越しの光が理想。
- 水やり:土の表面が乾いて数日おいてからたっぷりと。過湿が苦手なので、やりすぎ注意。
- 最低気温:6℃以上。
GORIの一言
あまりに身近で「知っているつもり」になりがちなモンステラですが、あの穴の理由を知ると、また違って見えてきます。大きな葉が一枚ひらくたびに、切れ込みが深くなり、穴が増える。成長がそのまま姿になる植物です。
大きく育つ分、置く場所には存在感が出ます。空間の主役を一本、と考えるならまさにうってつけの株です。
GORI