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ボトルツリー・ブラキキトンという株。水を抱く、ぷっくり幹【GORI図鑑】

こんにちは、GORIです。

「GORI図鑑」、今回はぐっと大きくてユーモラスな一本。幹の下がぷっくりと膞らむ、ボトルツリー(ブラキキトン・ルペストリス)を紹介します。

ボトルツリーとは

ボトルツリー(Brachychiton rupestris)は、オーストラリア原産のユニークな植物。現地ではクイーンズランドの乾いた大地に自生し、「クイーンズランド・ボトルツリー」とも呼ばれます。

名前のとおり、ボトルの幹

いちばんの特徴は、幹の基部がボトルのようにぷっくりと膞らむところ。これは飾りではなく、乾季を生き抜くために幹に水を蓄えているから。いわば自分で給水タンクを背負っているようなもので、塊根植物(コーデックス)としても人気があります。この株は腕ほどの太さの幹をもつ、なかなかに育ちごたえのある個体です。

太い幹と、繊細な葉のコントラスト

どっしりとした幹の上に、細く長い葉が風に揺れる。このギャップが、ボトルツリーの一番の魅力です。重厚な幹と、軽やかな葉。その対比が、唯一無二なシルエットをつくります。現地では大木になる植物ですが、成長はゆっくりなので、室内でも長く付き合えます。

付き合い方のメモ

  • 置き場所:日当たりと風通しのよい場所。夏の強い直射日光は避けつつ、屋外の風にあてると元気に育ちます。
  • 水やり:春〜秋は土がしっかり乾いて数日してからたっぷりと。冬は葉を落とすこともありますが、幹に栄養を蓄えているので心配いりません。
  • 肥料:春〜秋の成長期に、薄めの液肥を少量。

冬に葉が散っても、あわてないこと。幹に力を蓄えて、また暖かくなれば新芽を動かします。

GORIの一言

塊根植物の面白さは、「植物がどう生きてきたか」がそのまま姿になっているところ。ボトルツリーのぷっくりした幹は、乾いた大地で生きのびるための知恵そのもの。そう思って眺めると、あのフォルムがいとおしく見えてきます。

幹を太らせるには何年もかかります。この太さになるまでの時間を想うと、ひとしおでは育てられないと思います。

GORI

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