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ビカクシダ・ウィリンキーという株。壁に飾る、二種類の葉【GORI図鑑】

こんにちは、GORIです。

「GORI図鑑」、今回からは少し変わり種。土に植えない、壁に飾る植物——ビカクシダの人気種、ウィリンキーを紹介します。

ビカクシダ(コウモリラン)とは

ビカクシダは、別名「コウモリラン」とも呼ばれるシダの仲間。鹿の角のような葉の形がその名の由来です。大きな特徴は、地面ではなく樹の幹などに張りついて暮らす「着生植物」であること。だからこそ、板に付けて壁に飾ることができます。

二種類の葉という、面白い仕組み

ビカクシダには、役割の違う二種類の葉があります。ひとつは、下へ長く垂れ下がる胞子葉(しょしよう)。ウィリンキーはこの胞子葉が優しいシルバーグリーンで、長く深い切れ込みがアートのような立体感を生みます。もうひとつは、株元を王冠のように包む貯水葉(ちょすいよう)。これが水や養分をたきこむ役割をはたします。二種類の葉が役割を分け合うこの仕組みこそ、ビカクシダの魅力です。

この株は貯水ターンを何度も重ねており、形・厚みともに仕上がりの良い板付き株です。

付き合い方のメモ

  • 置き場所:風通しがよく、柔らかい光の当たる明るい場所。強い直射日光は避けます。
  • 水やり:板の苔部分が乾いたら、たっぷりと湿らせます。吸水が弱いときは、水を張ったバケツに数分浸けて吸わせると安心。
  • 肥料:春〜秋に固形または液体肥料を少量。真夏・真冬は控えます。
  • 耐寒温度:5℃以上。冬は室内で管理。

GORIの一言

ビカクシダの面白さは、植物を「床に置く」だけでなく「壁に掛ける」という選択肢をくれるところ。空間の使い方がぐっと広がります。壁に一枚、生きたアートがあるだけで、部屋の空気が変わります。

育てるほどに貯水葉が重なり、胞子葉が伸びて、少しずつ姿が変わっていく。完成がないことが、ビカクシダの一番の楽しみだと思います。

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