こんにちは、GORIです。
「GORI図鑑」、今回は線の美しい一本。ドラセナ・コンシンネ“龍”のトリカラーを紹介します。
ドラセナ・コンシンネとは
ドラセナ・コンシンネ(Dracaena concinna)は、マダガスカル原産の観葉植物。細くシャープな葉を放射状に茂らせる、すっきりとした樹形が人気です。じょうぶで耐陰性もあり、大型の観葉植物としては育てやすい部類に入ります。
“龍”仕立てと、三色のライン
この株の見どころは二つ。ひとつは、しなやかに曲線を描く幹。まるで昇り龍が空へのぼっていくような樹形で、これは長い時間をかけて幹を少しずつ曲げ、仕立てていった造形です。自然に絡み合う幹姿は、高級なオブジェのような存在感があります。
もうひとつは、トリカラー(三色)と呼ばれる葉。細い葉に、グリーン・クリーム・赤の三本のラインが流れ、空間に軽やかな彩りを添えます。シャープな樹形にやわらかい色が乗ることで、力強さと優しさが同居します。
付き合い方のメモ
- 置き場所:明るい室内で風通しのよい場所。耐陰性はありますが、日に当てると株が締まって強くなります。
- 水やり:土の表面が乾いて数日後にたっぷりと。冬(15℃以下)は成長が止まるので、やや控えめに。
- 耐寒温度:12℃以上。寒さにはやや弱いので冬は暖かい室内へ。
- 注意:常に土が湿った状態は根腐れのもと。乾湿のメリハリを。
GORIの一言
コンシンネそのものは、街でもよく見かける身近な植物です。でも、こうして幹を龍のように仕立てると、同じ品種とは思えない一点物の風格が出る。植物の「素材の良さ」を、人の手が引き出した好例だと思います。
まっすぐ育てるのもいいけれど、曲線には曲線にしか出せない色気がある。眺めていて飽きない、そんな一本です。
GORI